8/17(月)、cana÷bissさんの新曲「HIGHLIGHT」、やっと購入しました。
タワーレコード新潟店さんに入荷してもすぐ完売してしまっていたということで、cana÷biss確実に売れてきているなあという感じなのですが、予約をすっかり忘れていた僕はようやく購入することができました。
cana÷bissさんは先週のANTENNA SHOPで久し振りにライブを見て、あらためてライブ映えするいいグループだし、「HIGHLIGHT」は本当に名曲だと思いました。
その感動があれから一週間経っても全然消えていないので、ちょっと自分の気持ちを書いていくことにします。
そもそもcana÷bissさんの何が好きって、まずあの5人のキャラの濃さというか個性の強さというか、要するに愛すべき変な奴らなんですけど、でもアイドルにとって個性って完全に武器じゃないですか。
人と違う生き方が変な目で見られてしまいがちな世の中でも、自分らしく全力で生きている彼女たちを見ると嬉しくなるんですよね。
5人の個性のベクトルがまったくバラバラなのに不思議なバランスで一つのグループで頑張っているのも、アベンジャーズみたいなカッコ良さがあります。
しかもみんな妙に主張が強いというか変なガッツがあるというか、周りの大人が決めた枠組みにはハマらないで生きていく強さを感じるし、それがカッコ良さ、可愛さに繋がっている。(坂田さんのそこらへんのセンスは信用してます)
そりゃまあ小さな事務所ではあるけど、それがどうした!って感じで頑張っているし、それくらいアイドルをやることが好きな人達なんだなと思うから、応援したくなります。
こういう人達が活躍していることが嬉しいんですよね。「いっけええええーーーー!!」って気持ちになります。
で、新曲「HIGHLIGHT」は、そんなcana÷bissの魅力を全力で表現した楽曲だと思うのです。
疾走感のあるメロディは止まらずに走り続けるcana÷bissの姿に重なるし、「想う未来を掴むのはつまるとこ自分次第」「わたしは自分で決めたい 本当のことだけ知りたい」という意志の強さを感じる歌詞も彼女たちが歌うからこそ感動できるものになっています。
「あなたが横にいるだけで歴史ぜんぶハイライト」という歌詞の「あなた」が指すのはメンバーのことかファンのことか(坂田さんという説も微粒子レベルで存在している)、いずれにせよ「cana÷bissといれば最高の人生!」という意味に取れるわけで、それだけの自信と覚悟を持った歌詞であり、3年間、プリエクから数えれば6年間という「歴史」のあるグループだからこそ説得力を持って歌えるものだと思うわけです。
「刹那意味を重ねた日々が報われないとしても」今までの努力は決して無駄ではなかったしすべて今に繋がっているし、それは今まで応援してくれた古参を含むファンや、辞めていったメンバーへの感謝の気持ちとも読めます。
そして、新たにファンになった人にも「心準備できたら助手席に座ってよ」と歓迎する。
過去のすべてを肯定した上で、「ようやくここがスタート地点」な現在、そしてこれから先の成長と最高を更新し続ける未来を宣言する、ファンにとってこんなに嬉しいことはないです。
Negiccoの「I LOVE YOUR LOVE」、RYUTistの「きっと、はじまりの季節」がそうだったように、cana÷bissの過去と現在と未来を歌った、cana÷bissが歌うからこそ感動できる楽曲だと思います。
極めつけが最後の「わたしがそう決めたの」、誰かに言われたからではなく「わたし」が決めたから絶対そうなんだ!自分の意志でこれから頑張っていくぞ!という自力で未来で切り拓いていこうとする力強さは、やっぱりカッコいいです。(そんな最後のフレーズという最重要任務を歌っているのが、まさかのあやちむというところもポイントです)