舞い上がる。

日々を笑い、日々を愛す。
ちひろBLUESこと熊谷千尋のブログです。

どこにいたって月を見上げて。

2022-09-10 23:57:31 | Weblog
9/10(土)の夜、作業をしようと思ったのですが、なんとなく話したいことがあって友人と連絡を取っていたら、夜中になってしまいました。
というわけで、せっかくなので、その話の内容をまとめておくことにします。

これは僕がずっと思っていることなのですが、僕は「新潟愛、かましたいの」なんていう連載を書いたりZINEを作ったりしているような人間なんですが、いわゆる「郷土愛」みたいなものがある人間ではないんです。
基本的にはたまたま新潟に生まれただけという人間で、それだけで地元を愛する!みたいな気持ちにはまったくならない、寧ろ新潟への反発があるような人間です。

例えるならば、地元の学校の部活や地元出身のスポーツ選手が活躍しても何も思わない感じです。
特に新潟の部活に対する反発は、僕が高校時代に新潟にいい思い出がなさすぎて、新潟が好きじゃなくなった、みたいな理由がある気がしています。

で、これは多分、新潟の県民性が好きじゃない部分があるんです。
というのも、これは偏見かもしれませんが、新潟県民って、新潟を東京に比べて劣ってる田舎だみたいなコンプレックスが強い人がやけに多くないですか。

でも、僕は基本的に、たまたま自分に生まれただけの自分自身のことは好きでも嫌いでもないという人間だし、自分と他人を比べるみたいな発想がないから他人より自分が劣ってるみたいなコンプレックスとか別にないんですよ。
同様に、たまたま新潟に生まれただけの故郷のことは好きでも嫌いでもないし、新潟と東京を比べるという発想もないし、だから田舎者コンプレックスみたいなものもなければ東京への憧れも特にないんですよね。

で、これだけならただの大人しい人間なのですが、僕の場合は「多数派の人間にやたらと反発する」という面倒くさい特徴があるんですよね。
なので、「新潟県民は新潟に自虐的な田舎コンプレックスを抱えている!」という多数派の意見に反発して(これすらも偏見である可能性もあるけど)、「俺は新潟を楽しむぜ!」と、無駄に新潟をエンジョイしていたら、本当に新潟に好きな場所をたくさん見付けてしまって、新潟への反発が一周回って新潟が好きになってしまった、という、ひねくれているのか何なのか分からない人間です。

要するに、新潟には良い場所がない!という風潮のに反発して、自分なりに新潟に好きな場所を見付けて自分なりに楽しく生きていく、みたいな生き方が好きなんですよね。
特に、観光地にもならないような、古い喫茶店とか、住宅街の中の公園とか、そういう何とも言えない好きな場所を見付けるのが好きなんですよね。





そんなことを話していたら夜中になってしまったので、散歩をしていたら中秋の名月を撮影(スマホ画質)。
まあ、どこに住んだって月は見えるんだから、どこに住んだっていいことあるんだよ、という感じに今回は締めくくりたいと思います。
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