1/27(土)、新潟絵屋「斎藤應志展6」を見に行ってきました。
1903年新潟県の中条町(現胎内市)出身、1981年に亡くなるまで数多くの作品を描き残した斎藤應志さん。
毎年ここ新潟絵屋で展示が開催されているが、その度に作品の多さに驚かされ、本当に絵とともに生涯があったのかと思わされます。
新潟の風景画は、当時の風景が生き生きと描かれ、今と変わらない街並み、今とは違う街並みを見ていると、まるでその時代の新潟にタイムスリップしたような気持ちになりました。
そして、花や果物などの静物画は、対象を的確にとらえた存在感があり、本当に「絵を描く」という行為に向き合い続けた生涯だったのだと思わされました。
そして、絵とともにアトリエで実際に使っていたというお皿も展示されていたのですが、面白いのは、絵の中に同じお皿が登場していること。
斎藤應志さんは確かに生きていた、そして絵の中には今でも生きているんだなあと感じさせられました。