3/15(火)、万代島美術館の「サンリオ展」に行った帰りに、朱鷺メッセの展望台にも行ってきました。
万代島美術館と朱鷺メッセの展望台は自分の中でセットみたいなところがあって、帰りに必ず寄っています。
朱鷺メッセだったりメディアシップだったり、それが出来る前はNEXT21だったり、さらにその前は関分記念公園の展望台や日和山公園の展望台だったりしたのですが、こういう新潟が見渡せる高い展望台が好きです。
ここ数年で新潟が好きになった自分としては、こういう新潟が一望できる景色を眺めて「これが新潟かー」と思ったあとで、新潟の地図を想像しながら色々な場所を探検するように実際に行ってみるのも好きです。
ところで、「サンリオ展」には「可愛いキャラクターが見られたらいいなあ」くらいの軽い気持ちで行ったものの、実際は壮大なサンリオの骨太な理念と壮大な60年の歴史に圧倒されて、気付いたら3時間もいてしまいました。
そもそも、そうなることを想定して朝一で「サンリオ展」に行き、午後には帰って夕方には映画を観に行く…という予定だったのです。
しかし、実際はお昼まで寝坊してしまい、午後からやっと「サンリオ展」に行って、そのまま予想以上に長く滞在してしまう…という、完全に予定が狂ってしまったのでした。
僕はやりたいことが多いので、一週間の始まりに必ず予定を立てるのですが、大体が思い通りにはいかず、やりたいことが全部できないまま一週間が終わっていくのですが、今週もさっそくそうなってしまいましたね…
自分の作品を作ったりトークイベントを開催したりといった表現活動がしたいのはもちろん、映画を観たり美術館に行ったりするのも、自分にとって一つの勉強だと思っています。
そして、それらを忘れないようにブログという形で記録に残していくこと、さらに、自分の日々の気持ちと体験も記録に残していくこと、それが自分の表現活動の全貌だと思っています。
去年くらいまで、この「体験」と「記録」、「インプット」と「アウトプット」のバランスが上手くいっていたという実感があるんです。
その日の出来事をその日のうちに、遅れたとしても2~3日のうちに文章に書いてしまい、その上さらに他の作品を作る時間もあったはずなんです。
しかし、今年になってから、日々の「体験」「インプット」に、「記録」「アウトプット」がまったく追い付いていないのです。
毎日の記録を残すことだけで精一杯で、精一杯どころかまともに記録を残すことすらままならず、それ以外の表現活動にはまったく手が回らずに物事がまったく先に進まないのです。
とはいえ、無駄な時間を過ごしたわけでもなく、この日も「サンリオ展」で、サンリオという会社に通底する人を幸せにするための物作りの理念に強く感動し、きっとこの感動は一生自分の中に残り続けるでしょう。
しかし、感動に出会うことは素晴らしい体験だとしても、それが毎日多すぎて、それ以外の物事がまったく進まないとしたらそれは問題だよな…というわけで、ひとまずそういう自分を記録に残しておくことにします。
前にもブログに書きましたが、今後はこういう「記録に残す作業」と「それ以外の表現活動」を、出来るだけ決まった時間に、まるで自分の仕事のように進められるようになることを目標にしたいと思います。
それが落ち着いて出来るようになり、さらに作業に一段落つける目途が見えてきたら、その上で何か簡単なアルバイトでも始めて、さらにそれも安定したら次は自分の好きな表現活動を仕事にできるように頑張りたいと思っています。
そういう、人生の第二、第三段階の人生の目標がひとまずあるのですが、その前に第一段階の目標として、生活リズムを整えるというのが、まあ、当面の最大の目標です。
とはいえ、ただでさえ人生が計画通りに進まない人間なので、この目標も計画通りに実現できるかだいぶ怪しいのですが、ひとまずそれも今こう思っている記録として書いていこうと思います。
まあ、悩みは尽きない人生ですが、ずっと悩んでいても息が詰まるばかりなので、たまにはこうして展望台からのんびりと風景を眺めたりする時間を大切にした方がいいのかもしれませんね。
と、こうしている間にも時間は刻一刻と過ぎて作業が進まない一日がまた終わっていくわけですが、ひとまずそういう自分も記録として残しておきます。