Twitter、Facebookに載せた言葉を、ブログにも載せることにします。
演劇について色々言いたいこと言いまくってたらわりと反応があったんで、この機会に言いたいこと全部言っとくことにする。個人の意見なんで賛同するも否定するも自由。俺は演劇のプロでも何でもない、演劇にも人生にも挫折しまくったただの素人、そういう奴のただの独り言だ。(けどやっぱり読んで欲しい)←ここだけ加筆した。
まず僕は別に新潟や日本の演劇が盛り上がろうが盛り下がろうがどっちでもいいと思ってる。そんなこと考えられるほどの余裕も愛も今はない。自分の障害のこととか仕事のこととかで悩むのに精一杯、人生がかかってるから。演劇のことは今はあまり考えられないし出来れば考えたくない。
それでも松本や新潟で9年くらい演劇をやってきたから演劇は好きだし演劇情報は嫌でも目に入る。気にしないようにしても気にしてしまう。演劇やってる人たちのいいところも悪いところもたくさん見てきたからそれについて思うこともたくさんある。悩む余裕もないのに悩んでしまうこともある。
そんな中で今自分が住んでる新潟の演劇について好きなところも嫌いなところもたくさんある。これはおかしいんじゃないか?って怒りたくなることもある。自分のことで余裕がない今、誰かのことで怒るくらいなら、無視してブロックして生きることはいくらでも出来るしそれが一番楽だと思う。
でも僕はこれはおかしいんじゃないか?って思ったことを無視して口を閉ざすことはどうしても出来ないししたくない。大袈裟だけど、それを諦めたら、例えば安倍政権の在り方とかブラック企業とか差別とか貧困とか戦争とか、そういう本当に無視してはいけないことを無視してしまいそうだから。
演劇に限らず、日本に住む人達はみんな、自分の気持ちを自由に表現できる。好きな仕事や趣味を持てる。それで弾圧されたり殺されたりしない。それは多分、人類の歴史から考えたら物凄く幸せな奇跡みたいなことだと思う。そのことを感謝して喜ぶことを絶対に忘れてはいけないと思う。
でも、そういう平和が永遠に平等に続く保証は悲しいけれど多分ない。悲しい事件は毎日起きるし、震災だって戦争だっていつ起きても不思議ではない。そうなったら演劇どころの話じゃない。それに立場が弱い人の気持ちはいつでも無視されてしまう。それを何とかしないといけない時代を生きている。
ただ大事なのは、そういう世の中にならないために人間が平和に幸せに生きていけるように発明したのが芸術や娯楽でもあって、その一つが演劇でもあるってこと。弱い者の味方だってこと。ロックンロールだってヒップホップだってそういう歴史があると思うし、演劇にだってそういう力はあると思う。
そういうこと、ちゃんと考えた方がいいと思います。こんな時代だし。演劇の面白さとか知名度とか考えるより前に、まずはそういう気持ちを持つことが大事かなと思います。いや当たり前のこと過ぎて言わないだけでみんな本当は考えてるのかも知れないけど、あまりにもそういう声が聞こえてこないので。
演劇は好きだし知名度が上がれば嬉しいしそのために面白い演劇を作り続けることが大切だとは僕も思う。ただその段階に至る前に考えるべきことがあまりに多い時代だと思う。当たり前すぎて誰も言わないだけかも知れないけど当たり前なことだって人間は忘れがちだから当たり前のことを僕は言い続ける。
僕は何も社会派な演劇やれとか演劇で世界を救えとか言ってるわけじゃない。下らない演劇もバカな演劇も大好きだし演劇はみんな自由にすればいいと思う。ただ、人の気持ちを大切にするとか人をバカにしないとか嘘はつかないとか、そういう人として当たり前すぎることを大切にして欲しいと僕は言ってる。
ついでに言うけど演劇が広まらないのは多分それはあなたが演劇しか見てないから。もっと色んな人の気持ちや文化を大切にするべき。新潟だけ見たって、音楽もお笑いもアイドルもダンスも美術も朗読も特撮ヒーローも色んなジャンルで頑張ってる人が本当に大勢いてそれぞれに想いがある。それを知るべき。
長く書いてきたけど、どうして僕が演劇についてここまで考えるかと言うと、それは僕が演劇に命を救われた人間だから。病気と不登校で人生に挫折した時に初めて出会った演劇があまりに楽しくて生きていけるって思えたから。そういう人は大勢いると思うし、演劇にはちゃんとそういう力があるの。
以上です。
僕は演劇について書いてるけど、演劇やってる人だけに向けて書いてるわけじゃなくて、演劇をやってる人にもやってない人にも出来るだけ分かりやすく書いたつもりです。
最後に、長くなるので詳しくは書きませんが、僕は自分の故郷である新潟について愛憎の気持ちがあり、好きなところも嫌いなところもたくさんある新潟の演劇は僕にとってその象徴です。
7/1に、新潟への愛憎を込めて行ったイベント「青春なんてなかった」~トーク・朗読・音楽!生きづらさを抱えた人間賛歌vol.2~の会場を、新潟の演劇の拠点の一つとなっている新潟古町えんとつシアターで行ったのには、そういう理由もあります。

2017.08.25 新潟古町えんとつシアター前にて
演劇について色々言いたいこと言いまくってたらわりと反応があったんで、この機会に言いたいこと全部言っとくことにする。個人の意見なんで賛同するも否定するも自由。俺は演劇のプロでも何でもない、演劇にも人生にも挫折しまくったただの素人、そういう奴のただの独り言だ。(けどやっぱり読んで欲しい)←ここだけ加筆した。
まず僕は別に新潟や日本の演劇が盛り上がろうが盛り下がろうがどっちでもいいと思ってる。そんなこと考えられるほどの余裕も愛も今はない。自分の障害のこととか仕事のこととかで悩むのに精一杯、人生がかかってるから。演劇のことは今はあまり考えられないし出来れば考えたくない。
それでも松本や新潟で9年くらい演劇をやってきたから演劇は好きだし演劇情報は嫌でも目に入る。気にしないようにしても気にしてしまう。演劇やってる人たちのいいところも悪いところもたくさん見てきたからそれについて思うこともたくさんある。悩む余裕もないのに悩んでしまうこともある。
そんな中で今自分が住んでる新潟の演劇について好きなところも嫌いなところもたくさんある。これはおかしいんじゃないか?って怒りたくなることもある。自分のことで余裕がない今、誰かのことで怒るくらいなら、無視してブロックして生きることはいくらでも出来るしそれが一番楽だと思う。
でも僕はこれはおかしいんじゃないか?って思ったことを無視して口を閉ざすことはどうしても出来ないししたくない。大袈裟だけど、それを諦めたら、例えば安倍政権の在り方とかブラック企業とか差別とか貧困とか戦争とか、そういう本当に無視してはいけないことを無視してしまいそうだから。
演劇に限らず、日本に住む人達はみんな、自分の気持ちを自由に表現できる。好きな仕事や趣味を持てる。それで弾圧されたり殺されたりしない。それは多分、人類の歴史から考えたら物凄く幸せな奇跡みたいなことだと思う。そのことを感謝して喜ぶことを絶対に忘れてはいけないと思う。
でも、そういう平和が永遠に平等に続く保証は悲しいけれど多分ない。悲しい事件は毎日起きるし、震災だって戦争だっていつ起きても不思議ではない。そうなったら演劇どころの話じゃない。それに立場が弱い人の気持ちはいつでも無視されてしまう。それを何とかしないといけない時代を生きている。
ただ大事なのは、そういう世の中にならないために人間が平和に幸せに生きていけるように発明したのが芸術や娯楽でもあって、その一つが演劇でもあるってこと。弱い者の味方だってこと。ロックンロールだってヒップホップだってそういう歴史があると思うし、演劇にだってそういう力はあると思う。
そういうこと、ちゃんと考えた方がいいと思います。こんな時代だし。演劇の面白さとか知名度とか考えるより前に、まずはそういう気持ちを持つことが大事かなと思います。いや当たり前のこと過ぎて言わないだけでみんな本当は考えてるのかも知れないけど、あまりにもそういう声が聞こえてこないので。
演劇は好きだし知名度が上がれば嬉しいしそのために面白い演劇を作り続けることが大切だとは僕も思う。ただその段階に至る前に考えるべきことがあまりに多い時代だと思う。当たり前すぎて誰も言わないだけかも知れないけど当たり前なことだって人間は忘れがちだから当たり前のことを僕は言い続ける。
僕は何も社会派な演劇やれとか演劇で世界を救えとか言ってるわけじゃない。下らない演劇もバカな演劇も大好きだし演劇はみんな自由にすればいいと思う。ただ、人の気持ちを大切にするとか人をバカにしないとか嘘はつかないとか、そういう人として当たり前すぎることを大切にして欲しいと僕は言ってる。
ついでに言うけど演劇が広まらないのは多分それはあなたが演劇しか見てないから。もっと色んな人の気持ちや文化を大切にするべき。新潟だけ見たって、音楽もお笑いもアイドルもダンスも美術も朗読も特撮ヒーローも色んなジャンルで頑張ってる人が本当に大勢いてそれぞれに想いがある。それを知るべき。
長く書いてきたけど、どうして僕が演劇についてここまで考えるかと言うと、それは僕が演劇に命を救われた人間だから。病気と不登校で人生に挫折した時に初めて出会った演劇があまりに楽しくて生きていけるって思えたから。そういう人は大勢いると思うし、演劇にはちゃんとそういう力があるの。
以上です。
僕は演劇について書いてるけど、演劇やってる人だけに向けて書いてるわけじゃなくて、演劇をやってる人にもやってない人にも出来るだけ分かりやすく書いたつもりです。
最後に、長くなるので詳しくは書きませんが、僕は自分の故郷である新潟について愛憎の気持ちがあり、好きなところも嫌いなところもたくさんある新潟の演劇は僕にとってその象徴です。
7/1に、新潟への愛憎を込めて行ったイベント「青春なんてなかった」~トーク・朗読・音楽!生きづらさを抱えた人間賛歌vol.2~の会場を、新潟の演劇の拠点の一つとなっている新潟古町えんとつシアターで行ったのには、そういう理由もあります。

2017.08.25 新潟古町えんとつシアター前にて