舞い上がる。

日々を笑い、日々を愛す。
ちひろBLUESこと熊谷千尋のブログです。

答えの出ない問いに疲れた時は健康ランドが待っている。

2020-06-17 23:42:09 | Weblog
僕は舞台もライブも大好きだし、コロナ禍における補償が問題になる前から、僕は芸術やエンターテインメントは、世の中に必要なもの、価値のあるものだと思っています。
なんですけど、僕自身が仕事をしてなくてお金がない時期が長いのもあって、結局どんなに優れた作品もお金のある人にしか届かないのではないか?と思ってしまう自分がいて、これはもう永遠の課題なんです。

例えば、僕はNoismは大好きだし、世界最先端の舞台表現を作り続けているNosimが新潟で3000円とかで観られるのって、本当に破格だと思いますよ。
でも、それと同時に、3000円か…高いな…って思ってしまう人の気持ちは物凄く分かるんですよ。(僕自身、何度そういう体験をしてきたことか!)

そもそも芸術にお金を払う余裕がない人だって本当に大勢いるわけで、例えば映画や演劇の中で世界平和を訴えたところで、本当に困っている人には届かなかったりもすることも山ほどあるわけですよ。
いくら芸術で世の中を変えたくても、結局世の中は金なのか…という現実には逆らえないのはなんか切ないし、かと言ってお金の問題はシビアだから軽視することもできないし…何が正解か分からないんですよね。

テレビやラジオから聞こえる音楽のように、いい作品がお茶の間にまで届くのは本当に理想的だと思うけど、そのためにはかなりの知名度がないとメディアには出られないわけで、そうじゃなくてもいい作品なんてたくさん埋もれているわけで、知名度だけがすべてでもないと思うし…というわけで本当に結論が出ないんですよね。
その点ネットは誰にでも平等にチャンスがあるし、無料で見ることもできるから便利ではあるんだけど、今はもうみんなやっていて飽和してる感じだし、ライブ配信とか見るくらいなら映画とか音楽とか本とかに時間を使った方がいい気もするし…というわけで、ネットしとけばとりあえずOKというのも違うと思うんですよね。

とか言いつつツイキャス配信で活動しているのが俺なので、やるからにはせめていいものを…っていう気持ちでやっているのが「月刊おはなし図鑑」だったりします。
でも、どんなに無料で見られるものでも見ている人の時間を奪うことには変わりないわけで、だったらそんなに日常的にやりまくることはせずに、月一という時間を限定して、自分がいいものだけをやりたい、という気持ちでやっていたりします。

トークイベントを配信することで、見に行けない人が無料で見ることもできるけど、もし応援してくれる人がいたら会場までお金を払って見に来てね…という考えでやっていたりもします。
とは言え、いつまでも同じ条件で続けていけるものでもないし、今は会場にお客さんを呼べないけれど、今後どう続けていくべきかはちょっと考えていきたいなと思います。





そんなことを考えていたらちょっと疲れてきたし、最近は原稿とか書き起こしとかも頑張ったので、6/16(火)の「月刊おはなし図鑑」(この日はリモート開催だったけど、配信スタジオとしてぺがさす荘をお借りした)終わりに、ホンマ健康ランドに行って疲れを癒してきました。

でも、24時で料金変わるのを知らなくて思ったよりゆっくりできなかったので、6月末で営業終了してしまう前にリベンジしたいですね。
その時までに今やっている書き起こしの作業を終わらせて原稿を完成させることを目標にしようと思います。(目標ができた!)
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 【書き起こし】トークイベン... | トップ | エンマリ&ともちぃのブック... »
最新の画像もっと見る

Weblog」カテゴリの最新記事