3/28(木)から29(金)に日付が変わった深夜、BSプレミアムで『夜は短し歩けよ乙女』を放送していたので、深夜にもかかわらず観てしまいました。
『夜は短し歩けよ乙女』は、2017年に150本くらい観た映画の中で僕のベスト映画です。
当時の思い出は、こちらに書いてあります。
「2017年映画ベストテン!発表します!」
『夜は短し歩けよ乙女』は、最初から最後まで楽しくてわくわくすることばかりな上に、観終わると「よし!俺も頑張るぞ!」って元気がもらえて最高に幸せになれる、大好きな映画です。
春の夜のはしご酒、夏の古本市、秋のゲリラ演劇、そして冬の夜に童貞をこじらせた男の初恋なんて、何だかどれもかつて自分も経験した青春の思い出たちを走馬灯のように見せられているようで、まるで映画を観ている間、そんな日々を一緒に追体験しているような幸せな時間を過ごせるんですよね。
中でも僕が一番好きなのが秋の章に登場するゲリラ演劇の下りで、あんなに初期衝動のまま突っ走って情熱にまかせて演劇をやれたらなんて素敵だろうって思います。
要するに、自分が思う演劇の一番の理想の形があれです。
だから映画を観終わると創作欲求にかられるし、よーし俺も頑張るぞ!って気持ちになれるという、本当に自分にとって大切な、大好きな映画です!
もともと森見登美彦さんの原作小説が好きなんですけど、その表紙も描いている中村祐介さんの絵も大好きだし、その二人の魅力を大好きな湯浅政明監督が映画化したことで、本当に自分にとって大切な映画になっています。
ところで、『夜は短し歩けよ乙女』の主題歌、ASIAN KUNG-FU GENERATION「荒野を歩け」のMV、去年突然フルバージョンが公開されたんですよね。
この歌も大好きです、というか、僕はもともとアジカンのことも好きなので、本当に何もかもが嬉しい映画ですね…