2/11(土)、人生初の古町演芸場へ。
「第一回 古町演劇寄席」を見てきました。
前から知ってはいたものの、なかなか行く機会がないまま、コロナ禍で一度営業終了してしまった古町演芸場。
その後、経営者を変えて復活したものの、正直あまりいい評判を聞かず足が遠のいていたのですが…(NAMARAが古町演芸場で初めて行った寄席のシークレット裏話はここでは書けないので森下さんに聞いてみてください)
その後さらに色々あって経営が変わったり大衆演芸の劇団さんが来たりして、最近はNAMARAとも力を合わせつつ共に健全に頑張っているのを感じます。
実際、今回の古町演芸寄席はNAMARAの春巻さんの企画だったということで、こういう試みは応援したいと思い、初めて古町演芸場へと行ってきました。
今回の「古町演芸寄席」は二部構成だったのですが、僕は二部だけを見に行ってきました。
何故なら、一部の時間は「読み合わせカフェin新潟」に行っていたから…余談ですが、「読み合わせカフェin新潟」に出演していた出来心は「古町演芸寄席」の二部にも出演していたので、まったく同じ流れでした。
というわけで、出演していた芸人さん達を紹介していきます。
まずはNAMARAのジャックポットの漫才(この写真だけ撮り忘れて、最近「読み合わせカフェ」とNAMARAのイベントで知り合ったアーセナルさんから写真をいただきました)。
最近初めてちゃんとネタを見たんですが、まさに王道漫才という感じで、こんなに面白い芸人さんが新潟にいたのか!と驚くほど声出して笑いました。
NAMARAの出来心の秋山さんがやっている、㐂八家御免の落語。
桂歌丸師匠の得意の古典落語「つる」、秋山くんのキャラ表現が落語にうまく合ってて面白かったです。
いわく付きコンビ、ATM。
女装ネタかと思いきや途中からやたらドラマティックになっていくコントが笑いを誘ってました。
新潟大学落語研究会出身、ゑちご亭出雲さんの落語。
学生らしいバイト生活の自虐ネタがまさかのマクラに、からの「雪とん」。
NiigataMixSandのマジシャン、Ryotaさんによる奇術(マジック)。
最後の大ネタは、声をかけられて参加していた最前列のお客さんのキャラが濃くて不思議な笑いに…
NiigataMixSand代表、真面目人間さん、あまりに独自の世界が暴走している一人コントに、この日最大の衝撃が…
一体どんな頭でこんなネタを思いつくのか…漫談と紹介されていましたが、森下さんからはこっちが奇術じゃないかとツッコまれていたそうです。
水都亭蕎亮さんの落語。
安定感のあるキャラクターで落語「権助魚」。
一緒にラジオをしている中野小路たかまろさんと松井弘恵さんで結成した漫才コンビ、リハビリ日和。
今日が初披露だったそうですが、ゴリゴリの新潟弁で自由に暴走するたかまろさんに突っ込む弘恵さんという昭和の夫婦漫才のようなやり取りに笑いました。
新潟大学落語研究会出身のゑちご亭逆夫さん。
地元の阿賀町をネタにしたマクラ、「瓢湖があるのが阿賀野市、標高があるのが阿賀町」からの、「本善」。
NAMARAの森下さん、㐂八家モリゲさんによる漫談。
中越地震の時に司会の営業での体験談をネタにしていて、この人は本当にしゃべるのが好きなんだと思いましたね。
NAMARA、出来心の漫才。
今年はこのネタで勝負する!という安定感のあるネタ。
NAMARA、ジャックポットの春巻さん、㐂八家五円さんの落語。
「宮戸川」だったんですが、ハイテンションな感情表現が巧みでしたね。
最後は、三流亭楽々さんの落語。
安定感のある話芸で、人情味に溢れた「笠碁」でほっこり終わる回でした。
そんな感じで、NAMARAの芸人さんをはじめ、色々な新潟の芸人さんの漫才や落語、新潟の落語家さんや新潟大学の落研の学生さん、マジシャンなどなど、総勢13組もの芸が一度に見られる貴重な機会でした。
そんな芸が1000円で3時間も観られるとは、お得過ぎるけど長過ぎるのでは…?
という心配はどこへやら、本当に面白くてあっという間の時間でした。
本当に何度も声を出して笑えて本当に楽しかったです。
こうして地元で頑張っている芸人さん達の演芸を身近に見られて、そして純粋に笑える寄席、本当に幸せな時間が過ごせる試みだったなあと思います。
これからも続けていってほしいですね。
お疲れ様でした!