
ここ最近は、生活リズムが乱れて自分の作業をほとんど進めることができずに、なかなか先に進めない毎日を送っています。
それでも、時間を見付けては好きな映画を見たり、散歩したりきれいな景色を見に行ったり、自分なりの楽しさを見付けながらなんとか生きています。(写真は梅雨明けした7/13(火)の夕焼けと三日月)
7/16(金)、シネ・ウインドで「夏時間」を観たのですが、同じ回を友人の渡部さんが見ていたので、少しだけお茶をしました。
僕も渡部さんも映画やアニメが好きなので広い意味では「オタク」になるのと思うのですが、でも最近のオタク文化にはなじめない、という話でその日は盛り上がり、面白かったのでちょっと書いていきます。
僕は「アベンジャーズ」に代表されるマーベル映画が好きなのですが、マーベル映画って創始者であるスタン・リー(2018年に死去)がヒーロー達の物語に込めた「困ってる人に手を差し伸べられる人になってほしい」というメッセージを描き続けていることや、価値観が多様化、複雑化する時代に本当の「正義」とは何か?という深いテーマを描くことの意味とか、そういう部分に感動しているんですよ。
しかし、マーベル映画が10年かけてシリーズ化し、多くのファンが生まれる中で、「あの作品のあのネタがあそこに繋がって…」みたいなマニアックな細かい部分でばかり盛り上がる人が多くて、映画の深い思想みたいな部分についてもっと語る人がいてもいいはずだ!と思っているんですよ。
そういう話を渡部さんにしたら、渡部さんはガンダムが好きらしいのですが、「人は何故争うのか?何のために生きるのか?みたいな富野監督が物語に込めた深いメッセージ的な部分に感動しているのに、みんなモビルスーツの細かい設定とかで盛り上がってて、そこじゃないだろってずっと思ってるんですよ!」って言っていて、気持ちが通じたと思いました。
「モビルスーツなんて実在しないんですよ!実在しないものの細かい設定について語り合ったって仕方ないじゃないですか!もっと物語の深い部分を読み取るべきなんですよ!」と渡部さんが熱く語ってくれて良かったですねえ…
他にも、2000年代のオタクブーム、萌えブーム以降、色んな個性というか色んな萌え属性の美少女が大量に登場して、その中から推しを選んでね!的なギャルゲー的な売り出し方のアニメとかが増えたけど、俺は別に推しキャラが見たくてアニメを見るんじゃなくて、普通にストーリーを楽しみたいし、その中でキャラを好きになりたいんだよ!って話をしたら、渡部さんから同意されました。
これはアイドルに例えるなら、48人とかいる中から推しを見付けたいんじゃなくて、全員がちゃんとそのグループに必要で誰一人欠けても成立しない、PerfumeやNegiccoみたいなグループが好きなんだ、って話にも通じるんですよ。
まあ、そんな感じで7/16(金)は渡部さんと熱い話ができて良かったです。
しかし、翌日7/17(土)は渡部さんが行きたいと言っていたライブに僕も一緒に行くはずが、作業に追われて力尽き、結局家から出られずに誰にも会えないのであった…

というわけで、家に咲いていた朝顔の写真を載せておきます。
夏の訪れ!!