羊日記

大石次郎のさすらい雑記 #このブログはコメントできません

とと姉ちゃん 今日

2016-07-07 19:56:05 | 日記
「人生賭けてみようと思って」「よく言った! それでこそ俺の姪だ。人に使われている内は金持ちになれねぇからなっ」「はい!」目黒の家で何やら意気投合しだした常子と鉄郎に困惑する鞠子達。常子は鞠子と美子も雑誌作りに誘い、資金調達は鉄郎が担当し、「応援しますっ」戦中より酷いことはもう無いだろうと賛成する君子。美子には挿し絵と服の作り方を、鞠子には見出し作り等を任せ、鉄郎には闇市で紙も探してきてもらうことにもなった。
 闇市で鉄郎と落ち合う常子と妹達。屋台で青年と何か話していた鉄郎は青年に金を渡して立ち去ろうとした。「あのっ」受け取った金を数えていた青年は鉄郎を呼び止めようとしていた。「叔父さん!」それに気付いて鉄郎に声を掛ける鞠子。「5円足りない」小声の青年。「5円足りないって言ってますっ」翻訳する鞠子。払った金が少し足りないらしい。「悪い悪い」渋々払う鉄郎。男は露店商会組合の経理担当で水田といった。「呼び止めてくれて、ありがとう」「いえ」鞠子が愛想笑いで応えると、水田はあっさり惚れてしまったようだった。
 闇市で紙の注文を済ませ、受け取りまでの一週間の間に雑誌名は君子の年輩の者でも手に取れる物がよいという案を元に鞠子の提案した『装ひ』と鉄郎の提案した『スタア』を合わせて『スタアの装ひ』に決まった。会社名は今回も『KT出版』と決まった。その後は美子と常子の洋服取材と、元気になった鞠子による似たようなフレーズを連発してしまう見出し作りが続き、紙の受け取りの日がきた。
「五百円」事前に交渉していなかった常子達に、頼んだ業者は吹っ掛けてきた。そこへ「お待ち下さい」水田が現れた。業者が仕入れた紙は闇市でなくても仕入れられるもので、10分の1程度の価値しかないという。「待ってくれよぉ!」慌てる業者。常子達はまんまと40円で紙を仕入れることができた。
・・・急展開用に強めのラッキー連鎖等が発生しつつ、どうやら鞠子の本命男子が登場した。

とと姉ちゃん 昨日

2016-07-07 19:55:59 | 日記
「常子さん、本当にお久し振りです。お変わりなさそうで、何よりです」疲れ果てた様子で綾の母がいつか紅茶を出してくれたように出した白湯にすぐには手を付けられない常子。常子が「渡そうと思って」と嬉しそうに真っ新な木綿を差し出すと、綾は堪えきれない顔をしたが、眠る息子の顔を見詰め、受け取り「ありがとう」頭を下げた。綾は常子と二人で話したいと、暫く母に家から出てもらった。
「どうしたの?」すぐには言葉の出ない綾に問う常子。「うちに来てほしくなかった」絞り出すように答えた綾。「何の為に必死に生きているのか」言葉を詰まらせる綾。「これ、覚えてる?」つづらからボロボロになった『青鞜』を取り出す綾。「まだお持ちだったの」感心する常子。「元始、女性は実に太陽であった」東堂から教わった青鞜の言葉が綾の心の支えになっていた。帰り道に闇市を通りながら、常子の心は決まった。
 翌日、竹蔵の遺影に念入りに手を合わせて出勤した常子は、仕事終わりに退職を願い出た。「おいおい、何の冗談だい?」笑ってみせながらも戸惑う五反田。常子は本気だった。「理由は二つあります」『お金』『本を作りたい』と理由を挙げる常子。甲東出版で本を出しても稼げないから自分で出版社を立ち上げるという。雑誌の具体案を聞かれ「女の人の役に立つ雑誌です」と答える常子。失敗の可能性も「この御時世、既に失敗しているようなものじゃないですか?」と受け流し、「このまま何もしない方が怖いと思ったんです。お世話になったのに、すいません」頭を下げる常子。本当に失敗すればまた戻ってくればいいと谷に励まされ「皆さんに教わったことを糧にして、一生懸命頑張りますっ!」常子は甲東出版を退職していった。
・・・実話が超展開なのと、自伝のドラマ化ではなく原案で、改編要素もかなり高いから、この件の調製が大変なんだろうな、と。大変過ぎて常子の言葉や行動がちょいちょい乱暴になっていた気はした。

ペロの部屋

2016-07-07 19:55:52 | 日記
投稿サイトに『ペロの部屋』をUPしました。ホラーコンテスト用の話です。書き上げるのにあたふたしてしまいました。エントリー方法もこれでいいのか? 正式な提出は22日からのようですね。やるだけやった感じです。次はホラーやファンタジーではない話を書こうか、何か別のコンクールとか目指そうか? 思案中です。どうしよっかなぁ。
 それから明日は帰りが遅いので、遺産相続弁護士の感想だけ午後11時ぐらいの投稿しようと思います。ちょっと立て込んでましてね。