羊日記

大石次郎のさすらい雑記 #このブログはコメントできません

とと姉ちゃん

2016-09-06 18:12:27 | 日記
 星野、電話でのフォローは間に合わなかったが、子連れで現れてきっちりフォローしていた。この件で風呂敷を何だ? 何だ? と嗅いで確認していた常子。『これは食べ物である』とは判断した上での行動だったが、重版出来の主人公と違い嗅ぎ癖がある人物じゃないから急にきてた。動物みたいで可愛いといえば可愛い。創作の登場人物って嗅覚忘れがちだもんね。そしてここからの星野のアグレッシブさは意外な程。常子の危機は去ったという判断も結構早かったりもしたが、縁側かぁ。攻めますな。こう、帰り道ちょっと送ったところでもと思わないではないが、それはもうやっちゃったからね。一回きっちり子供抜きでデートすべきだな。花山も子供をちょっとガチであやしにいってみたり、常子の随分遅い恋を後押ししてみたり、生い立ちからか約束ごとにとらわれ過ぎる傾向を改めるようそれとなく諭してみたりもしていた。そして意外と攻撃力の低いアカバネ一味。社長室のやり取りが急にイタリアマフィア風になったりもしたが、アカバネなりに経営を考えているようでもあった。コンセプトが違い過ぎてどちらかが潰れるか、方針を改めないと全く共存できないのだが、『高精度投石』以上の物理攻撃ができないとなると、もう一段は仕掛けるとしてもアカバネは倒産か、方針変更か、二つに一つだろう。警察沙汰に踏み込めない悪党にはやはり限界があるぜ。

好きな人がいること

2016-09-06 18:12:21 | 日記
 血の繋がりの件の解決と共に冬真の屈折問題も解決し、構図は随分整理されてスッキリした。が、夏向のツンデレは相変わらず『ツン』が強いなぁ。結構デレるんだけどね。ツンで相手を弾くんじゃなくて心を折りにいくからさ。美咲もキレていたが、これは前半で一回キレて、多少反省して以後少しマイルドになるぐらいがちょうどよかったのかもしれない。最初が相当険悪だったから、これでもマイルドにはなってるけどさ。あとは、あの女へのプレゼンそのものはショートカット気味だった。仕事に厳しいというより、微妙に腹立つ感じなのはやっぱり美咲達の年齢に対して若過ぎるのか、何なのか? ま、いいか。東村もまだ動く気配を見せつつプレゼンはクリアし、ようやく発表するようだ。恋仲の建築コンペよりちとわかり難いな。この件、間にあれこれあったから結構時間もかかってる。そうこうしている内に最後に千秋がドーンっ! ときた。前回くらいからフリはあったけど、今になってきちゃったか。楓の件も片付いたし、兄弟仲良くと前回やったばかりだからなぁ。順番がね。また千秋がちょっと怖い感じになっている。恋仲の恋敵もそうだったけど、恋敵ポジが怖くなっちゃうのはクセなのかな? 独特。美咲的にはもう夏向で堅いと思うが、もう一山二山ありそうだ。

仰げば尊し

2016-09-06 18:12:14 | 日記
 これまでの流れから木藤良が一日だけではなく、プロへの道を一旦休止して部に完全復帰したのは意外だった。一回相当モメた上で解決したことだったしね。その時の騒動ではまだ病気の情報が出てなかったから、木藤良の最終判断の段階まで行けなかったんだろうけど。ただやはり戻りたい、となった時、青島達の反応が木藤良を思った上でそれぞれ別れたのは厚みがあった。青島は親友として、安保は道理として、桑田はシンプルに仲間が出世できるのならと後押し、金也は仲間だから来てほしいと泣く。これを青島が傷付ける、と判断してまたナーバスになるのはちと過保護で益々木藤良は迷ってしまっていたが、木藤良は回り道の方を選んで県大会に走っていた。現実的には当日の演奏直前かよっ?! というところだろうけど、盛り上がった。10代の人物だから許される選択なのかもしれない。
 樋熊が間接的に生徒に指導する過程で娘に語りかける様子も温かいものがあった。本当は青島達が一年生の頃からスタートして三年生の頃に結実するくらいが無理が少なかったのかもしれないが、限られた期間で、この物語は終わるようだ。そして、桑田役のインタビューっ! そんな悩んでたのか?! 本格的に冷たいヤツなら(俺、冷たい)とか気にしない気はするがねぇ。ともかく克服はしたらしい。頑張ってほしいなぁ。桑田の普通くらいの人物像はちょうどいい。木藤良のようにシャツをインしただけでキャー、キャー言われる感じではないが、地面に足が着いてる。いや、ふわふわした若者の中でもポンコツの部類の人物だけどそんな人物として座りがいいのは中の人の経験値が効いているんじゃないだろうか? 何はともあれ、結構あれこれとトラブルはあったようだけど、次で最終回。綺麗に畳んでほしい。