羊日記

大石次郎のさすらい雑記 #このブログはコメントできません

とと姉ちゃん

2016-09-29 20:09:01 | 日記
 花山の別れか。直接礼を言葉で言うより、激しく怒鳴る人物が最後には弱々しく子供のようにいつまでも手を振るしかない様子がグッときたね。出会わなければ少なくとも頑ななまでに理念に従って超人的に働き続けることはなかったはず。花山にとっては常子は夢その物だったんだろう。常子にとっても花山は子供の頃から父性的な理念に縛られて生きてきた道を帰結させる人物だった。二人とも、もっと他の生き方があったようにも思わせるが、そういう運命だったんでしょうな。物語の大筋としては。ただラストコップの総集編を見た後だとベッドからギャグで復活というのがやたら繰り返されたもんで、どうもギャグに見える瞬間もあったりした。絵は鞠子。描き直し過ぎて、正解がわからなくなってしまった。