
アカバネ編、締めになって眼鏡が主人公属性を発揮っ! 「僕はっ、ドラえもんが22世紀に帰っても一人でやっていくって約束したんだっ!!」とジャイアンに反撃っ! ってそれはのび太だよっ! と眼鏡間違いをしてしまった。いかんいかん。
彼は彼で追い込まれていたんだろうが、もっと穏便な部位を差し替えていればね、劣化で確実に『故障』するとしても『発火』と『作動自体の停止』が起こらない部位なら、あれ~? どうかなぁ? ウチかなぁ? まぁ、『誠意』として見舞い金はお支払い致しますよぉ。ぐらいでやり過ごせたろうし、常子(一般人)達の知識では目立たない故障部位の特定は難しく、動作不良程度で完全に解体して検査してみようとならないと思うんだよね。まぁ、悪いんだけどさ。
微妙な正論を吐くアカバネ社長は『微妙な正論』自体を部下にひっくり返されて引き下がるしかなかった。経営者が強過ぎて社員が畏縮して不味い方に空気を読んじまうパターン。アカバネ一味は今回で退場のようだが、花山VSアカバネのにらみ合いはアカバネ役の「俺はスターじゃねぇがお前に負けねぇっ」というツッパリが利いて楽しかったね。
そこから美子結婚への件だが、宗吉達甘いなぁ、美子の相手は半人前の描写しかないからなぁ。また森田夫婦のライフプランが結構気紛れ。まさにシェフの気紛れサラダ状態。気紛れな人達がいてもいいとは思うけど、ちょっと常子達へのアシストが手厚過ぎてね。最後に「わはははーっ、実はこの店借金まみれなのだぁっ! あとは夜露死苦ぅ~っ」ぐらいかましてくれればバランスちょうどいいと思う。コントになっちゃうけどねっ。