

日テレ十八番の働く女子ドラマに以前は定期的TBSで作られていたホームドラマ要素強めの人情刑事ドラマのノリも盛られてきた感じ。キャストに華があるが、基本マッタリ系だ。被害者や加害者、あるいは両方が善人だった場合その『善意』に全力で肩入れする主人公凛々子っ! 結構危うい。作風からしてそう酷いことにはならんだろうけど。しかし今回は加害者が煎餅屋を手伝いに行っているのには驚いた。優しい世界だから距離感ガッと来る。事件現場に近い同じホテルで働くのも難しいから、現実的には同じ系列の遠方のホテル等を紹介されるんじゃないかな? まぁ、そんなガッチリ固めてくるタイプの話ではないか。交通事故で加害者にミスはあっても悪気は無く、それでも被害は甚大という目も当てられなさや、当事者の初期証言の信用度の低さはあるあるではあった。次回はなぜかレギュラーメン間の恋愛トラブル回か。このまま人情ドラマ路線でいくかと思ったが、また急にブッ込んできた。おおっ?!




あの犯人、あんなややこしい殺し方しているのに瞬殺っ。何者?! 殺人衝動とそれを庇う父親のどうしようもなさがかなりキていた。父親はギリギリ良心を保っていたが、あの良心がありながら殺ることは殺るスタンスはやはり親子というべきか? 過去の大山はこれだけやり取りが成立するのに後に病院跡で殺られちまうのか? しかしあの事件は後に解決されることを今進行している過去の大山は知っているはずだからもう病院跡に行く必要がなくなったはずだが、かの過去の結末自体既に変わってんのかな? ということは無線で三枝と協力していたはずの最初に交信してきた病院で殺された風な大山は何で病院に行ったのかわからない。確か「三枝警部補の言った通り」等と言って病院跡を調べていたがどういうことやら??? 順番に過去の時間が進むだけではなく最初の数回だけ大山の最後の時間に跳んでいてややこしい。この感じだとたぶん原作からしてパラドクス気味だろうから、日本版は日本版で整理しないとちと混乱してしまうぜ。