いや、いい話だし、聖母的な顔を見せる雫や荒ぶる春も面白いんだけど、モブや要所のみじゃないサブ登場人物がめっちゃ多いっ! しかし尺はプリンシパルより短く、かなりギッチギチにエピが圧縮された印象。原作は読んでなくて、アニメも知らなかったが雫と春の家やそれぞれ色々あったらしいサブ登場人物達の背景の把握が少々朧気だった。また春がかなり特殊設定だったからなぁ・・・怪力以外もあれこれ要素もってるし、またこの話、超人であることばかり主題でもないから春と雫(この娘もそこそこ変わってる)だけでも処理するの大変な物件! 最後、雫までワイヤーで翔び出して、ちょっと待ってくれと。せめて事前に場合によって雫や他の人物もワイヤー使ったりする話だと観客に準備させておくれっ。キャラ定着と原作の筋消化と実写用のアイディアがやや混線気味。人物多くて整理し切れなかったんじゃないかな? ただこういう役の多いもこ兄さんと古川は安定していたし、佐野山田池田も濃いキャラになろうとしていた。浜辺は監督が本気が可愛く撮りにいってた感じだ。土屋と菅田も当然のように出ている場面場面の画が強かった。たくさん流れた西野カナは昔の楽曲の方がワードがシンプルでいいね。アニメ風のオープニングを写真風に加工して手短にしていたのは良いアイディアだった。実写でアニメっぽくし過ぎると濃過ぎる傾向があるから。それぞれ一人で完結していた人々がふとした切っ掛けで連なってゆくが、それだけでは終わらず、それなりに拗れたり離れたりまた距離を計り直したりする大筋自体は素敵なモノだったと思うぜ。それから現代パートで大人になった人物達の様子がやっぱ一番しっくりきていた。実際皆、もう大人っ! と言っても30代前半くらいになってもシレっと高校生役やっちゃうんだろうけどさ。役者ですからね。
いや、いい話だし、聖母的な顔を見せる雫や荒ぶる春も面白いんだけど、モブや要所のみじゃないサブ登場人物がめっちゃ多いっ! しかし尺はプリンシパルより短く、かなりギッチギチにエピが圧縮された印象。原作は読んでなくて、アニメも知らなかったが雫と春の家やそれぞれ色々あったらしいサブ登場人物達の背景の把握が少々朧気だった。また春がかなり特殊設定だったからなぁ・・・怪力以外もあれこれ要素もってるし、またこの話、超人であることばかり主題でもないから春と雫(この娘もそこそこ変わってる)だけでも処理するの大変な物件! 最後、雫までワイヤーで翔び出して、ちょっと待ってくれと。せめて事前に場合によって雫や他の人物もワイヤー使ったりする話だと観客に準備させておくれっ。キャラ定着と原作の筋消化と実写用のアイディアがやや混線気味。人物多くて整理し切れなかったんじゃないかな? ただこういう役の多いもこ兄さんと古川は安定していたし、佐野山田池田も濃いキャラになろうとしていた。浜辺は監督が本気が可愛く撮りにいってた感じだ。土屋と菅田も当然のように出ている場面場面の画が強かった。たくさん流れた西野カナは昔の楽曲の方がワードがシンプルでいいね。アニメ風のオープニングを写真風に加工して手短にしていたのは良いアイディアだった。実写でアニメっぽくし過ぎると濃過ぎる傾向があるから。それぞれ一人で完結していた人々がふとした切っ掛けで連なってゆくが、それだけでは終わらず、それなりに拗れたり離れたりまた距離を計り直したりする大筋自体は素敵なモノだったと思うぜ。それから現代パートで大人になった人物達の様子がやっぱ一番しっくりきていた。実際皆、もう大人っ! と言っても30代前半くらいになってもシレっと高校生役やっちゃうんだろうけどさ。役者ですからね。