弐話、その１５の回。スペックを見破るより、事態を打開するアイディアを思い付くというのは描写的なハードルは高そうだけど、ギャグ成分が強まるとわりと何とでもなりそうでもある。
みーたん関連ギャグ投入や抜け殻になったマスターが回収されつつ、戦兎以外はアンパンマンの敵的な処理でぶっ飛ばされていた。もうパワーバランス云々どころじゃない。ライダー後半戦はパワーインフレで中々噛み合う状況になり難いが、ビルドはその傾向強しっ！ 予告からすると火星王妃パワーで一度遁走してからリスキーな強化アイテムを作るようだが何でもできてしまうエボルトのことだからそれ込みで戦兎を生かした可能性がありそう。何かそれっぽいことも言ってたし。この引きでまだ話数が結構あったりするからもう暫く混迷する気配。次回の戦兎が単なる白髪ではなく神様化しだしてしまってる可能性も２％くらいあるぜっ。
ギャングラーボスの通常攻撃が超高速カッターというシンプルなモノだったが能力を極めてる感じ。まだ戦隊を敵とまでは認識してない、というかコグレを使って分散したコレクションを集めて後継者候補を潰して回ってる可能性も少しある。言葉通り普通に後継者を探しているがロクなのがいないからうんざりしているパターンも無きにしもあらずでもあるけど。今回１号と子供の絡みはそうでもなかったが、代わりに１号の過去描写が入り（１号のスーアクが生身で活躍）、さらり最後は討ち死にする若武者のような奮闘ぶりが盛られていた。顔が濃いから討ち死に映えするな。インスタ映え程キャッチーな特性ではないが。時代劇顔だ。１号の正義の為に躊躇無く狂気ゾーンにぶっ込める性質は演者によるところもあるんだろうが珍しいし、中々面白い。今後もいい形でキャラ変してゆきそうだ。