音読みって漢字一つに対していくつもありますよね。
なぜでしょうか?
それは呉音読み、漢音読み、唐音読みの三つの読み方が、伝わって来た時代によって違うからです。
呉音読みは、主に百済人が伝えた、中国南方の読み方です。
漢音読みは、奈良から平安時代に伝えられた中国北方の読み方です。
そして唐音読みは、鎌倉時代に伝えられた江南浙江地方の読み方です。
例えば、『利益』
これを漢音読みすると『りえき』
でも呉音読みだと『りやく』
つまり仏様の『ごりやく(御利益)』です(笑)
『食堂』を漢音読みすると『しょくどう』
呉音読みすると『じきどう』
お寺の食事をする施設の事を『じきどう』って言いますよね。
呉音読みは古くから時間をかけて輸入されたので、たくさん残っているようです。
お経や仏教用語はほとんどが呉音読みだそうです。
和尚(おしょう)行脚(あんぎゃ)などは唐音読みだそうで、単語で輸入されたそうです。
『京』は呉音、漢音、唐音の順に
きょう、けい、きん
『脚』かく、きゃく、きゃ
『明』みょう、めい、みん
全部使っているのは日本がアジア文化の終着点だからでしょうね。
面白いですね!
なぜでしょうか?
それは呉音読み、漢音読み、唐音読みの三つの読み方が、伝わって来た時代によって違うからです。
呉音読みは、主に百済人が伝えた、中国南方の読み方です。
漢音読みは、奈良から平安時代に伝えられた中国北方の読み方です。
そして唐音読みは、鎌倉時代に伝えられた江南浙江地方の読み方です。
例えば、『利益』
これを漢音読みすると『りえき』
でも呉音読みだと『りやく』
つまり仏様の『ごりやく(御利益)』です(笑)
『食堂』を漢音読みすると『しょくどう』
呉音読みすると『じきどう』
お寺の食事をする施設の事を『じきどう』って言いますよね。
呉音読みは古くから時間をかけて輸入されたので、たくさん残っているようです。
お経や仏教用語はほとんどが呉音読みだそうです。
和尚(おしょう)行脚(あんぎゃ)などは唐音読みだそうで、単語で輸入されたそうです。
『京』は呉音、漢音、唐音の順に
きょう、けい、きん
『脚』かく、きゃく、きゃ
『明』みょう、めい、みん
全部使っているのは日本がアジア文化の終着点だからでしょうね。
面白いですね!