goo blog サービス終了のお知らせ 

東京東部労働組合【公式】ブログ

全国一般東京東部労働組合の記録

HTS支部団体交渉 春闘要求を会社に提出

2013年03月06日 08時52分12秒 | 添乗員・旅行業界

3月15日、東部労組HTS支部と阪急トラベルサポートとの第32回団体交渉が渋谷の会議室で行われました。
組合からはHTS支部大島組合員、庄野組合員、本部菅野委員長が出席。会社からは新井取締役、中川東京支店長、伊藤隆史弁護士はじめ5名が出席しました。

この日の団体交渉で、HTS支部は会社に春闘要求(上画像)を提出しました。
春闘要求の第1項で、組合は日当額の「改定」(事実上の賃下げ)を撤回するよう求めています。

★経過 http://blog.goo.ne.jp/19681226_001/e/68db04e050f89549cd5c774606dbae13

春闘要求に先立ち、組合は昨年秋から、この事実上の賃下げが阪急トラベルサポートの添乗員にどのような影響を及ぼしているのかについてのアンケートを行いました。

アンケートの回答によって示された実態は過酷なものでした。
回答してくれたすべての添乗員が「日当が下がった」と回答。賃下げされた日当額も「2000円」が86%にのぼりました。
またこれにより年収も30万~50万円の減額となることがアンケートにより明らかとなりました。
「今までのような収入額を得るために、休みなく働かないとならない。今後、結婚や老後の事を考えると全く人生設計を立てる事が出来ない」「将来私達は、退職金もボーナスもないのに、老後の為の貯蓄が出来ません」など、切実・深刻なコメントがアンケートには書かれていました。
組合はこのような添乗員の声をまとめたアンケート結果を会社に提出し、日当「改定」(事実上の賃下げ)の撤回を改めて、強く求めました。

あわせて、正社員との差別をやめ、一時金(ボーナス)・退職金を添乗員にも支給するよう要求しました。
また、「偽装みなし労働」の撤廃、塩田委員長の添乗業務への復帰、付帯要求として「QLライナー」の使用制限の撤廃、アサイン(仕事の割り振り)を早めに通知することなどを求め、次回団体交渉で誠実に回答するよう会社に求めました。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 紳士服のコナカ支部 第34回... | トップ | 葛飾地区労働組合協議会(葛... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

添乗員・旅行業界」カテゴリの最新記事