コナカ経営陣は今こそ法令順守と謝罪を!
<業界紙「繊研新聞」が1面トップで報道>
ファッションビジネスに関する日刊の流通専門紙『繊研新聞』が7月26日付の1面トップの記事で、全国一般東京東部労組コナカ支部の闘いとコナカの対応について紹介しています=写真。
記事は「どうなる業界地図 寡占化する紳士服専門店」と題した連載企画の第1回目です。「4社全部は残らない 思わぬ失点も」との見出しがついています。
コナカに関する部分を以下に抜粋します。
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コナカが未払い賃金の支払いで13億7000万円を支払い3月中間決算と、9月期本決算も単体ベースは赤字になると発表したのだ。
"逆風"の発端は昨年夏にさかのぼる。コナカのサービス残業などの内部告発が続いたのをきっかけに、労働組合の「全国一般」がコナカ社員に向けて「労働条件を教えてほしい」と呼びかけるブログを立ち上げた。それを読んで連絡をしてきた社員などを中心に、今年になって労組を結成。過去2年分の残業代を支払うことになった。
午前10時から午後8時までの営業時間帯を、まるまる勤務すれば昼休みを除いても9時間勤務となり、1時間の残業になる。シフト勤務体制はあるのだが、実態は別。そうした超過分をコナカは今まで支払っていなかった。だが、問題はまだくすぶっている。社員1000人のうち400人の店長についてコナカは「管理者だから残業代は不要」と主張したが、労働基準監督署は認めず是正を求め、8月末までに改善することになっている。
「コナカの接客はピカ一」と評価する取引先は「社員のモチベーションがどうなっているのか」心配する。湖中謙介社長は「コンプライアンス(法令順守)面からも経営の改善をはかり、市場競争の中で盤石な組織体制を築き、顧客に信頼される店作り、接客力を確立したい。従業員全員のモチベーションを高め、企業の信頼やイメージを高めていきたい」。
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記事では同業他社についても「実態が同じ企業は、戦々恐々としているのでは」とのコメントを紹介しています。同業他社でも働く人の権利をないがしろにしているのなら、コナカだけではなく他社でもそれぞれの社員が立ち上がり、改善を求めなければなりません。
そして、コナカ経営陣はコナカ労組と誠実に向き合い、違法・不当な労働実態を紳士服業界に先駆けて改善するべきです。
の方が知っているかが問題ですよね。
業界新聞に載っても、あまり意味がなく、結局普通紙やニュースなどマスコミで広く一般消費者にも
実情を知らせる必要が有ると思います。
と、言うのも、会社が一番恐れるのは顧客の信頼
失墜だと思うので。
安売りの広告は目にしても、こういった会社の
体制を知らない限りどんどん買い続けることに
なってしまいます。良心的なマスコミとタグを組まれた方が問題解決効果が上がると思うのですが・・・
スポンサー関係も有ると思いますので、なかなか厄介だと思いますが、どのマスコミが良心的に報道してくれるかは遠くから見ていたいと思います。
継続は力なり、です。
みんなで考え、より良い会社を作る為に頑張って行きましょう!