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(写真:5/1メーデーでの抗議アピール行動)
東部労組市進支部と(株)市進との第6回団体交渉が5月17日、市進グループの研修開発室で行われました。
会社側から市進ホールディングスの金野代表取締役会長以下5名が出席。組合からは東部労組本部役員と市進支部並木委員長はじめ9名が参加しました。
雇い止め・不利益変更の撤回を拒否
組合は5月1日の抗議アピール行動をうけ、2名の組合員への不当な雇い止め解雇の撤回について会社の見解をただしました。会社の回答は「雇い止めの撤回はしない」というものでした。
また、大幅な賃金カットを伴う労働条件の不利益変更の撤回についても改めて求めましたが、会社はこれも撤回を拒否。
市進学院は、授業がない日について賃金が発生しないシステムになっています。5月の連休中、塾は休みで授業がありませんでした。その結果、休み中の賃金がカットされた状態となり、組合員について言えばその月の賃金が「手取り数万円」という事態が発生することになります。ただでさえ下げられている賃金がさらに下がる、生活そのものに深刻なダメージを与えることは明らかです。「手取り数万円で生活できると思うのか!」組合員の怒りが爆発しました。
不公正な従業員代表選挙
会社は4月末より36協定締結のための従業員代表選挙を行っています。各職場で組合員が立候補していますが、この「選挙」のやり方が実に不公正なものであると言わざるを得ないことが判明しました。
まず、投票は記名式になっています。そして、記名したうえで記入した投票用紙を職場の上長に提出することになっているのです。このようなやり方では一般的に言って、上司や会社ににらまれることを恐れる労働者が組合員への投票を控える可能性があることは容易に想像できます。その他にもいくつかの点で不公正と思われるやり方があり、組合はこの点を追及しました。
会社は「手続きが不公正であると労基署が判断すれば選挙をやり直す」と明言しましたが、自らは問題を感じていないようでした。
市進は2名の組合員への
不当な雇い止め解雇を撤回せよ!
労働条件の不利益変更をただちに撤回せよ!
動画
(株)市進は51才雇い止めをやめろ!
人を育てる会社が人を切るのか!~市進学院の非正規労働者がストライキ