東京東部労働組合【公式】ブログ

全国一般東京東部労働組合の記録

HTS支部 時給制撤廃を求める裁判第2回弁論

2016年04月20日 09時00分00秒 | 添乗員・旅行業界

(提訴前日の記者会見@厚労省記者会)

東部労組HTS支部は昨年11月25日、時給制への変更による労働条件の不利益変更の撤廃を求め、大島組合員・境組合員の2名を原告に、日当が8時間分の労働の対価であることを前提として「事業場外みなし労働」を否定した最高裁の判断によって示された「あるべき賃金」との差額請求の裁判を東京地裁に提起しました。

参考
HTS支部 時給制による不利益変更撤回求め裁判を提起
http://blog.goo.ne.jp/19681226_001/e/00d359af9e22b7883eac9a0e395d6c64

今年1月21日には第1回の弁論が行われ、大島組合員が意見陳述を行いました。

参考
HTS支部第二次裁判 大島組合員が意見陳述
http://blog.goo.ne.jp/19681226_001/e/295b4a9ba39f7413d8ecb3dc9cc5cbd7

4月14日、東京地裁にて第2回の弁論が行われ、東部労組各支部の仲間が支援の傍聴に駆けつけました。
被告阪急トラベルサポートは今回の裁判において、「原告らは登録型派遣の添乗員であり、ツアーごとに雇用契約を締結している。よって、時給制への変更は労働条件の不利益変更には当たらない」との趣旨を主張しています。たしかに原告組合員らは登録型派遣です。しかしHTSに長年所属し、恒常的に業務も行っており、常用雇用と言えるのが実態です。会社の主張はこの実態をことさら無視し、まさに「ためにする」主張と言わざるを得ません。
このような会社の主張がいかに実態とかけ離れたものであるか、HTS支部は裁判の中で明らかにしていきます。

次回の弁論は6月2日(木)午前10時30分より東京地裁527号法廷で行われます。
みなさんの支援傍聴をお願いいたします。

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 東部労組メトロコマース支部... | トップ | 4.18 東部労組デイベンロイ... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (派遣添乗員)
2017-07-28 17:12:10
昨年より日給制から時給制に移行したことで、業務中なのに時給が発生しない時間が生じてしまっていることに強い改善要望とそのままにしていることに疑問を持っています。
以前より活動されてきた方の声を聞き、自分でも勉強をして改善を促していきたいと思っています。
数は力なり。。本当にそう思います。
返信する
6月20日 (TC)
2017-07-14 06:19:51
いつも 拝見させて頂いております。
昨年から更新がストップしておりますが、もう裁判は終了したのでしょうか?
私の派遣会社も8時間保障の時給になり ようやく登録添乗員たちが 給料が下がったことに怒りを覚え始めています。 このサイトも興味がある添乗員には紹介しておりますので 是非 頑張ってください。 数は力なり。。組合を立ち上げの際にはお世話になるかもしれません どうぞ宜しくお願いいたします。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

添乗員・旅行業界」カテゴリの最新記事