(上の写真=11月7日の東部労組定期大会で発言するメトロコマース支部)
待遇改善の要求は圧倒的多数の販売員の声!
メトロコマース経営陣は謙虚に耳を傾けるべきです!
~職場アンケート結果(選択式)~
東京地下鉄(東京メトロ)の駅売店「メトロス」で働く契約社員らでつくる全国一般東京東部労組メトロコマース支部が、メトロスの売店員(メトロコマース直営店限定)を対象に10月中旬から下旬にかけて実施した職場アンケートの結果概要を公表します。
メトロコマース支部の組合員が手分けしてアンケートを配布できたのは121通。そのうち回収できたのは約7割の84通でした。アンケートの設問(選択式)とその回答比率は以下の通りです。
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【1】社員と契約社員Aは月給制で、契約社員Bは時給制です。このことについて、どう思いますか?
・月給制にすべき=51%
・時給制でよい=17%
・その他(どちらでもよい)=32%
【2】また、契約社員AとBの待遇(給料面)には格差があることについて、どう思いますか?
・契約社員Aと契約社員Bとは役割と責任が違うから、差があるのはしょうがない。=24%
・仕事の内容(役割・責任も含めて)が同じなのだから、待遇も一緒にすべき。=51%
・その他(わからない)=24%
【3】ホーム手当について(ホーム売店は、コンコース売店に比べて働く環境が劣悪だと当組合は考えています)
・必要だ=57%
・とくに必要ない=43%
【4】退職金について
①退職金は社員には有りますが、契約AとBにはありません。このことを知っていましたか?
・知っていた=91%
・知らなかった=9%
②また、契約AとBにも退職金が必要だと思いますか?
・必要=72%
・必要ではない=8%
・その他=19%
【5】この仕事についてから体調の不良を感じたことは有りましたか?
・ある=73%・・・多い順に腰痛、肩こり、呼吸器系(のど・肺など)の異常、難聴、手足のしびれ・つり
・ない=27%
【6】開店準備時間について
開店準備時間に15分あてられていますが、それで十分だと思いますか?不足だと思う方は、何分必要だと思いますか?
・15分でいい=21%
・30分は必要=60%
・45分=13%
・1時間=2%
・その他=4%
【7】契約B社員の方にお聞きします。今年の4月から10円ずつの昇給制度が実施されていますが、これには勤続年数は反映されておりません。反映させるべきだと思いますか?
・反映させるべき=66%
・そうは思わない=34%
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アンケートの結果は、正社員・契約社員A・契約社員B間の差別撤廃と均等待遇をはじめホーム手当の新設や開店準備時間の延長など、これまでメトロコマース支部が要求してきた内容がメトロスで働く販売員の多数に支持されていることを証明しました。
すでに支部では11月12日にあった第15回団体交渉で、この結果を会社側に突きつけて待遇改善を迫りました。要求の実現に消極的な姿勢を示している会社経営陣は、アンケートで明らかになった圧倒的な販売員の声に対して謙虚に耳を傾けるべきです。
記述式のアンケート結果は次回のブログ記事で紹介します。