
3.11 原発反対の宣伝行動を実施
東日本大震災に伴う福島第一原発事故から14年となる3月11日、全国一般東京東部労組は原発反対の宣伝行動を地元の葛飾・お花茶屋駅頭で実施しました【写真】。
小雨が降る中、組合員が「原発はもういらない」の横断幕を掲げ、通行人にビラを渡しながらマイクで「原発反対」を訴えました。
14年前の原発事故は、放射能汚染で多くの労働者人民から故郷を奪い、現在も避難生活を強いています。生まれ育った地域や家を離れざるを得なかった人たちの悔しさ・憤り・悲しみはいかばかりでしょうか。また、原発事故の結果としての「関連死」という形で多くの命が奪われ、事故の影響と疑われる甲状腺がんの患者が相次いでいます。
事故後、脱原発・反原発の運動が全国的に高揚し、2012年には10万人以上の労働者人民が国会前で声を上げました。ところが、政府はこの間、電力会社や財界などと歩調を合わせ、原発の再稼働・新増設・老朽化原発の長期運転を可能とするなど「原発回帰」の路線を取っています。
さらに避難先住宅提供の打ち切り、福島原発の汚染水の海洋投棄強行による漁民や周辺諸国人民への新たな被害、現在も続く福島原発の廃炉作業による労働者の被ばくなど、労働者人民の生活や健康をいっそう脅かしています。
なぜ政府や資本家は原発推進を強行しているのでしょうか。それは「金もうけ第一」の社会だからです。政官財さらには御用組合や御用学者を加えた利権構造が原発をごり押ししているのです。
原発を維持するためには被ばく労働が不可避的に生み出されます。放射能を浴びながら行う被ばく労働とは「死に向かう労働」にほかなりません。誰かの犠牲なしには成立しない原発と労働者人民とは本来共存できません。金もうけのための社会を根底から変革し、「生きるための労働」をつくっていかなければなりません。
福島原発事故を風化させず、「原発なくせ」の声を私たち東部労組とともに上げていきましょう!
小雨が降る中、組合員が「原発はもういらない」の横断幕を掲げ、通行人にビラを渡しながらマイクで「原発反対」を訴えました。
14年前の原発事故は、放射能汚染で多くの労働者人民から故郷を奪い、現在も避難生活を強いています。生まれ育った地域や家を離れざるを得なかった人たちの悔しさ・憤り・悲しみはいかばかりでしょうか。また、原発事故の結果としての「関連死」という形で多くの命が奪われ、事故の影響と疑われる甲状腺がんの患者が相次いでいます。
事故後、脱原発・反原発の運動が全国的に高揚し、2012年には10万人以上の労働者人民が国会前で声を上げました。ところが、政府はこの間、電力会社や財界などと歩調を合わせ、原発の再稼働・新増設・老朽化原発の長期運転を可能とするなど「原発回帰」の路線を取っています。
さらに避難先住宅提供の打ち切り、福島原発の汚染水の海洋投棄強行による漁民や周辺諸国人民への新たな被害、現在も続く福島原発の廃炉作業による労働者の被ばくなど、労働者人民の生活や健康をいっそう脅かしています。
なぜ政府や資本家は原発推進を強行しているのでしょうか。それは「金もうけ第一」の社会だからです。政官財さらには御用組合や御用学者を加えた利権構造が原発をごり押ししているのです。
原発を維持するためには被ばく労働が不可避的に生み出されます。放射能を浴びながら行う被ばく労働とは「死に向かう労働」にほかなりません。誰かの犠牲なしには成立しない原発と労働者人民とは本来共存できません。金もうけのための社会を根底から変革し、「生きるための労働」をつくっていかなければなりません。
福島原発事故を風化させず、「原発なくせ」の声を私たち東部労組とともに上げていきましょう!