写真 団交前のHTS支部の団欒
派遣添乗員は自ら立ち上がって社会保険加入を実現しよう!
阪急交通社で働く添乗員の皆さん!
社会保険加入希望者は至急東部労組本部ないしは同HTS支部まで連絡してください!
すでに阪急トラベルサポートでは前回の団体交渉で雇用保険加入は全添乗員を対象に加入の手続きを開始すると発表しました。
同時に社会保険加入についても東部労組HTS支部から希望者は会社に通告し、会社は前向きに対応すると約束しました。
添乗員の社会保険加入については、社会保険事務所が「同じ派遣会社に雇用され、同じ派遣先で連続して同じ業務に従事している場合、実態は継続雇用で加入する義務がある」「短期の契約内容であっても、毎月社員並みに勤務する場合は継続雇用と同じ。加入義務が生じる」との見解を明らかにしています。
にもかかわらず旅行業界は長年、一万人以上いる添乗員の多くの社会保険加入を拒み続けていました。その結果、病気休業でも傷病手当金も貰えず、また国民年金と比べ老齢基礎年金は圧倒的に有利な厚生年金加入もできませんでした。このように派遣添乗員の社会的地位は信じがたいほど低い実態です。
東部労組HTS支部は結成以来、添乗員の社会的地位向上をスローガンとし運動を続けてきました。
第一に、諸悪の根源である「みなし労働時間」の撤廃を求め、労働基準監督署や全国署名運動をはじめマスコミや国会様々な社会的訴えを続けています。過去の残業代未払いも大きなテーマのひとつです。
第二に、雇用保険・社会保険加入問題です。ハローワーク品川への申し立てを通じて、添乗員に雇用保険加入を実現させてきました。当然社会保険加入も実現させねばなりません。
今、全国の多くの添乗員の方々が声を上げ始めています。しかし、本当に添乗員の社会的地位の向上を実現するためには、もっともっと多くの添乗員の方々が自ら動きだす必要があります。また、もっともっと多くの世論の応援や支援を必要としています。
旅行業界の社員、契約社員、ガイド、ドライバーそして多くのツアー参加者と手を結ばないといけません。
そのためにもまず自らが声を上げようではありませんか。
ぜひ社会保険加入希望にみんなで名乗りを上げましょう!
(阪急トラベルサポート次回団体交渉は12月13日18時です。応援よろしくお願いします。)
最近海外から帰国したのですが、現地で襲われバックや貴重品すべて持ち去られてしまいました。もちろん現金やその他所持品の保障は旅行会社・所属会社からはなく、それは仕方ないにしても労いや同情の言葉もありませんでした。とってもショックでした。働いて短い期間ではありませんから、会社を信頼していたために余計にショックだったのだと思います。運よく怪我は軽かったのですが、もしあのカバンを切っていったナイフで刺されてたらと思うと、今でも身震いがしぞっとします。
今まで病気になった方、同じように襲われて怪我を負った方、事故で動けない身体になった方、数多くの添乗員の中に沢山いらっしゃるはずです。危険に遭遇する確立が高い場で働いているのに、そして業務上で起きたことなのに労災も失業手当もないこの仕事で、大きな事から小さな事でも苦しんだ方がいらっしゃるはずです。私自身でさえ、心の傷は癒えず、ずっと背負っていくと思います。
なにか起きた時、派遣は派遣だなと、冷たい対応しか受けないということを実感しました。ですから、自分のことは自分で守って主張できる事はしていかなければいけないのだと、そしてそれは今なのではないかと思っています。今まで苦しんでこの業界を去っていった方たちのためにも、またいまなお業界で働いている私達のためにも、良い風を吹かす事が出来るのでしたら・・・
大変でしたね。怪我はなかったですか?
読んでいてとても恐ろしくなりました。
つい最近も他ツアーのお客様が強盗に襲われた話を身近で聞いたところです。
スリや置き引きなら不注意が加わることもあるでしょうが、狙い撃ちされたのでは命を守るほうが大切です。
いろんな災難に遭遇しやすい環境で働いているのですから、私達添乗員も自分を守る保険になりうる予防線をはっておかないとね。
各種補償を勝ち取ることも組合の目標の一つです。
他者の方と思いますが、その意識を忘れずに、一緒に頑張りましょう!
しかし、私がトラサポにいたのは10年程前なので阪急の全盛期だったと思います。その頃から比べても格段と添乗員に対する処遇が悪化しているのだなぁと思いながらいつも読んでいます。
塩田さんをはじめ、最初に声をあげた皆さん、そして運動に賛同し行動を起している皆さんを心から応援しております。
国際問題になり政府が現地人の指示に従わなければいけない。と法律を作った。当然ですが。金の力で現地の人を殺していたのです。
今これと同じような現象がおきています。
法律を作ってもらうしかないようです。
また、JTB九州社員さんへ呼びかけます。
福岡の同じ全国一般の紹介もできます。サポートも可能ですので、一度こちらに連絡下さい。
電話03-3604-5983
メールtoburoso@ka2.so-net.ne.jp
東部労組本部HTS支部担当スタッフ(菅野・須田・長崎)
コメント -----
私はJTB九州で働いています。
残業をつけたら嫌味を言われる人もいますし、残業時間を改ざんされたりでたまりません。勉強会やら掃除やら委員会やら強制的に参加させられ朝から晩までサービス残業ばかりの日々です。残業を出せてもほんの一部で、残業申請後30分以内にタイムカードを切らされます。近々本気で労働基準監督署へ相談(訴え)する計画をたてています。威圧的な上司がいて残業を許さない雰囲気を作っていて申請がなかなかできません。どうしたらいいのでしょうか。毎日サービス残業を続けるしかないのでしょうか。残業代の改ざんは法律上許されるのでしょうか。実際調査をして頂ければこれが真実だと必ず分かるので実際調査をして頂きたいので本当に私は勇気を出して訴えます!!
私のところは他の添乗員さんは待遇についてはあまり興味ないみたいで、添乗員同士で雇用保険、社会保険加入などについて話すってことがありません。かといって会社からもそういった保険加入についての説明も全くありません。以前の選挙のときも、もっと大袈裟にするのかと思ったのですが、サラッと流された感じでした。
ココの記事を最近ずっと見てきて、これからだんだん添乗員の待遇が良くなるのかなーと、少し他力本願的に見てきましたが、会社からの動きもまだないです。
雇用保険、社会保険加入などについてはこれから会社の方から説明があるのでしょうか?支店によって違うんでしょうか?それとも組合員しか加入権利がないのでしょうか?
最初に声を挙げた、運動を発起した添乗員さんたちの行動が、どれほど勇気のいることかわかりますか?
無関心、他力本願では何も変わらないと思います。