「有給休暇」関連相談事例から2012年1月にＮＰＯ法人労働相談センターと東部労組に寄せられた「有給休暇」関連相談から抜粋して以下の事例を紹介します。
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「有給休暇」関連相談事例から(2012年1月分)
ＮＰＯ法人労働相談センター
全国一般東京東部労組
2012年3月26 日
1、退職前の有給休暇取得中に、会社から「仕事に来てくれ」と連絡があったが、断っても問題ないだろうか。
2、本社から子会社へ出向させらたとたん残業代が一切支払われなくなり、有給休暇も年5日しか無い上、取得を申請しても許可してくれない。
3、退職時の有給休暇取得を認めてくれない。
4、有給休暇を届出たら上司が電話を掛けてきて、「何の用事だ」「誰と行くのか」「どこへ行くのか」と怒鳴られた。私はいい加減頭にきて、退職を通告したら、会社が退職日を勝手に変更し、退職金もださないらしい。
5、有給休暇を申請する時に会社から理由を書く事が求められるが、プライベートな事を言いたくはありません。理由によっては許可されなくても仕方がないのでしょうか。
6、運送業。残業を5万円分やると給料明細には残業代５万円と記載されるが、代わりに基本給が５万円減額されている。有給休暇も無い。
7、理容師。パート。勤続１１年。有給休暇が１９日間しか支給されない。
8、書店事務。職場で有名なクレーマーから理不尽なクレームを受け退職せざるを得なくなった。残っている有給休暇の消化を申請すると「は?辞める人間に有休なんてないよ」と言われた。
9、勤続3年パート。有給休暇の単価計算が、実際の1日の実労働時間7.5時間ではなく、6時間で計算されている。
10、風邪や身近に不幸があった場合、「当日電話届けの事後承認」が我が社の長年の慣行だった。会社がここに来て、診断書や御不幸の令状の提出が義務づけられたが、労基法上抵触しないのか。
11、勤続10年管理職。会社ともめて退職を通告したら、社長から「訴えてやる」と言われ、怖くて堪らない。有給休暇の消化も許可しないと言う。
12、他社に転職する事が決まっているが、今の会社で有給休暇を全部消化する為に退職日をずらす(一時的に二つの会社に籍を置く)ことは法的に可能か。
13、保険会社、営業。成績不良で解雇通告される。有給休暇の消化を申請して休んだ。後になって会社から、「有給休暇は認められない。欠勤扱いにする」と通告され、その上、未だ離職票が届かない。
14、ホテル勤務。朝7時から夜8時までの勤務。休憩が無い時もある。残業代も無い。かなりしんどいです。有給休暇もありません。助けて下さい。
15、調剤薬局店。事務。家族旅行のため有給休暇を申請したら「社会人として考えが甘い」と拒否された。会社の方針として「月末月初の有給休暇は拒否する」と決めているらしい。また、店長以上に残業代は発生しない名ばかり管理職だ。
16、パワハラ上司。退職届けをだしたら「お前を管理職にするために、高い研修費を掛けてんだ」と言い、有給休暇の消化についても「ここまで自分勝手なことをしておいて、有休なんかおかしくないですか」と拒否された。
17、派遣社員。インフルエンザに罹ってしまい、有給休暇を申告したら、「有給休暇は月1日しか使えない」と拒否された。職場で伝染したら悪いと思って有給休暇を申告したのに。
18、有給休暇を取ると皆勤手当が無くなる。
19、クリニックのパート。週20時間以上は働いているが、雇用保険に入れて貰えない。有給休暇も、院長は「有休なんか有るわけが無いでしょ」と当たり前のように発言する。
20、私の職場は、休憩を出来るだけ取らない。残業手当なし。病気で休んだり、早退した場合も賃金がカットされる。有給休暇もない。
21、病院。有給休暇が全くとれません。「有休を下さい」と言っても病院は「働くのが権利だ」と言います。一方で骨折して診断書があっても病気欠勤にしないで勝手に有休休暇を消化させられます。旅行に行きたいと言っても「ダメ」と言われます。
22、派遣。シフト勤務。有給休暇1日取ると皆勤手当が半分、2日取るとゼロになる。その上、有給休暇の単価が実際の平均賃金より安く支給される。
23、会社は、1日9時間勤務の人に「有給休暇は1日8時間で計算する」と言う。
24、自動車部品メーカー。リーダーから「うちの会社は有給休暇はないよ」と言われた。毎日2時間残業があるのに有休休暇がないのは違法ではないか。
25、正社員。勤続2年。体調を壊して病気欠勤すると、上司から罵声を浴びせられる。診断書を添えて有給休暇を申請したら「うちには年次有給休暇なるものが存在しない。そもそも就業規則がない」とのこと。
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