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あけましておめでとうございます。
全国一般東京東部労組書記長の菅野と申します。HTS支部の担当をやっています。
年末にかけて吹き荒れた「非正規労働者切り」の嵐。暖かな気持ち、環境で新年を迎えることのできない労働者がどれだけいることか、と思います。私たちのところにも「契約を中途解除された」などの相談が多くありました。
そのような相談に対して、私たちは「労働組合で闘いましょう」と答えます。以前であれば相談者に「そもそもなぜ労働組合で闘うことができるのか」「そもそも労働組合とはどんなものなのか」をあわせて説明することが多かったのです。
しかし、最近はそういった「そもそも」の説明が不用になってきています。「労働組合で闘ったほうがいいですよ」と私たちがアドバイスすれば「そうですよね」と答えてくれる相談者が多くなってきたのです。
「非正規労働者切り」のニュースとあわせて、「それに対して労働者がたちあがって労働組合で闘っている」というニュースが頻繁に流れています。「労働組合で闘う」というコトバ・行動が広がりを見せているということ、闘う労働組合の「存在感」がより増してきているということなのでしょう。
派遣添乗員のみなさんは仕事の性質上、団結するのが難しい、個別に分断されている、と私は当初思っていたこともありました。しかし、それは大きな間違いであったと今は反省しています。このブログを見た人からの多くの応援のコメント、昨年行ったアピール行動への注目、そしてHTS支部という「闘う労働組合」としての団結。団結した添乗員のみなさんの力が社会を変える力を持つ、いま私はそう思っています。
今年も私たちは「労働組合で闘いましょう!」と声を大きく呼びかけていきます。
そしてみなさんの応援をよろしくお願いします!
全国一般東京東部労組
書記長 菅野 存