写真=石川源嗣理事長
新年のごあいさつ
NPO法人労働相談センター
理事長 石川 源嗣
本部スタッフ一同
理事長 石川 源嗣
本部スタッフ一同
新年あけましておめでとうございます。
昨年中は「労働相談センター・スタッフ日記 」読者の皆様をはじめ、多くの相談者、労働相談ボランティア、組合員の皆様の支えによって、NPO法人労働相談センターは何とか活動を前進させることができました。ありがとうございました。
おかげさまで、一昨年末の突然のドメイン変更に伴う検索サイトからの消滅という大打撃を乗り越えることができ(一部専門家筋によると「奇跡の復活」と言われています)、「労働相談」での検索ではグーグルでランキング2位をこの5ヶ月間キープしています(ちょっとしゃくですが1位は厚生労働省です)。 相談件数でいうと、昨年1年間で4000件を超えることが確実となりました。この数字は最盛期には及びませんが、力強い復活の過程に入ったと言えると思います。
相談内容の特徴は、やはりサービス残業など賃金問題と解雇が双璧です。それにパワハラなどいじめ・いやがらせが急増しています。派遣など非正規労働者からの相談が多くなっているのも特徴です。さらに「名ばかり管理職」、「事業場外みなし労働」、「就職内定打ち切り」、過労死・過労自殺・過労障害の相談も多く、マスコミにもたくさん取り上げられました。
さて本年は例年にない厳しい幕開けとなりました。 昨年のアメリカ発世界同時不況の大波は、派遣労働者切り、正社員切り、内定取り消しなど全ての犠牲を労働者に押しつけるという暴風雨となって押し寄せています。今年は昨年の比ではないと思います。
NPO法人労働相談センターの役割はますます大きくなると予想されます。
ぜひ皆様のさらなる暖かいご支援をお願いして新年のご挨拶といたいします。
本年もよろしくお願いします。
煽っております。
ぜひとも、組合等の存在を大々的に報道して欲しいものです。
皆さんと手を取り合って、この日本を良くして行きましょう!