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(株)市進・市進ホールディングスは
2名の組合員の雇い止め解雇を撤回せよ!
大幅賃下げを撤回せよ!
非正規労働者への差別をやめろ!
100名で抗議アピール行動
学習塾「市進学院」の講師で結成した全国一般東京東部労組市進支部は3月31日、ストライキに立ち上がり、組合員2名の雇い止め解雇の撤回、大幅な賃下げを伴う労働条件不利益変更の撤回、非正規労働者である講師への差別をやめることを求め、本八幡にある市進ホールディングス本社前を皮切りに抗議アピール行動を展開しました。
市進支部組合員8名が決起したストライキに、東部労組各支部をはじめ、全労協、郵政産業労働者ユニオン、東葛ふれあいユニオン、首都圏なかまユニオン、全石油昭和シェル労組、ユニオンネットお互いさま、N関労、国労江東支部、国労千葉地本、千葉高教組市川支部など、千葉県内から地域から100名の仲間が支援に駆けつけてくれました。
当日、市進支部は団体交渉の申し入れを行うことにしており、それを会社にも通告し、市進は「ビルの6階に来てくれれば申し入れ書を受け取る」と組合に約束していました。しかし市進は約束を破り、市進ホールディングス本社ビルの入口に鍵をかけていたのです。これに対し市進支部、支援の仲間は強く抗議の声をあげました。「市進は約束を守れ!」「雇い止めを撤回しろ!」「51才雇い止めをやめろ!」とのシュプレヒコールが響き渡りました。
団体交渉申し入れ書の受け取りを拒否する態度を見せた市進。参加者は市進学院、市進予備校前に移動し、抗議の声を上げました。そしてついに、団体交渉メンバーの職制が市進予備校前に現れました。
2名の雇い止め解雇撤回・労働条件不利益変更の撤回などを求めた団体交渉申し入れを渡し、解雇されている2名をはじめ、市進支部組合員が次々に怒りの声を会社職制にぶつけました。
労働者の生活をまったく無視し雇い止めを強行する、大幅な賃金カット等の労働条件不利益変更を強行する市進のやり方。労働者にも生活があります。家族がいます。それを守るために市進支部はストライキに立ち上がりました。
会社が組合員2名の職場復帰を断り続ける、労働条件不利益変更の撤回を拒否し続ける、講師への差別をやめないのであれば、市進支部は徹底的に闘います!
みなさんのご支援・激励を引き続きお願いいたします。
また遠方より激励文を寄せていただきました
三重一般労働組合 鈴鹿英数学院労働組合、
長野一般労働組合 の皆様ありがとうございました。
皆さんのおかげで(株)市進学院および親会社市進ホールディングスの経営陣に対し、会社側の従業員に対する一方的な労働条件の変更がいかに当該者のみならず社会通念上からしても許されるものでなく、社会全体の怒りを買うものであるか、知らしめることが出来たと思います。
労働基準法はあくまでも労働条件の最低限を定めたものであり、労働基準法の精神はそれを労使双方の努力によってよりふさわしいものに高めていくことを望むものです。
その最低限の労働条件を定めた労働基準法さえ守ろうとしない経営者を、我々は決して許してはなりません。
働き甲斐のある労働条件とは、
必ずしも与えられるものではなく、
ときに労働者が要求し勝ち取っていくものであり、
ときに労働者の働きかけにより使用(経営)者の意識を変えさせ、努力を引き出すことによって得られるものです。
働き甲斐のある労働条件を勝ち取るために
さらに連帯を強めていきましょう!
経営者は酷いですね…改めて感じました…1つ1つ待遇・立場改善をするべく一丸となって行動していきましょう!!