「有給休暇」関連相談事例から2013年1月にNPO法人労働相談センターと東部労組に寄せられた「有給休暇」関連相談から抜粋して以下の事例を紹介します。
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「有給休暇」関連相談事例から(2013年1月分)
NPO法人労働相談センター
全国一般東京東部労組
2013年3月18日
1、 私立病院。年末年始、夏休み、病院の臨時休診と年8日を強制的に有給休暇で休まされる。自分で自由に使える有給休暇がほとんど無い。有給休暇を自由に使う権利があるはず。
2、通販会社。契約社員。勤続5年。入社した時から「うちには有給休暇は無いから」と言われていたが、よくよく考えたらおかしな話。
3、アルバイト。アルバイト5名全員に有給休暇がない。契約社員にもない。正社員だけにはあるらしい。
4、試用期間中。祖母が亡くなったので、就業規則にある慶弔休暇の特別休暇を申請したら「試用期間の者には与えられない」と連絡がきた。
5、試用期間中。子供が生まれたので特別休暇を申請したら「試用期間の者には与えられない」と言われた。
6、休日出勤をしたので「代休」を申請したら、「有給休暇で休め」と言われた。
7、有給休暇を一日取ると、2万円の皆勤手当から1万円引かれ、2日とるとゼロになる。
8、退職を決めて有給休暇の消化を申請したら「今まで辞める者で有給休暇をとった奴などいない」と言われた。「労基署に行く」と伝えると怒りだす。
9、パート。勤続3年6ヵ月、週4日、週24時間勤務でも有給休暇は付与されるのか(労基法では最低でも3年6ヵ月で10日、4年6ヵ月で12日の付与が決まっている)。
10、パート。勤続5年。週5日・一日7時間勤務。急病・冠婚葬祭以外有給休暇を使わせてくれない。労働組合もこの問題を取り上げてくれない。
11、病気になったので傷病手当を申請したら「有給休暇で休め」と言われた。
12、派遣社員。今の派遣先で6ヵ月働いたので10日間の有給休暇が発生したが、派遣先の変更があり、その間何日か無契約状態があった為、有給休暇がゼロになってしまった。
しかし、人員不足を理由に申請通り取れない可能性もちらつきます。
こちらは増員をお願いしているにも関わらず、「数年後、あなたの担当業務がなくなる予定で仕事が減っていくから増員は白紙」…
数年後の話より今の話では?つっこめなかった気持ちと若干のイライラ、もやもやが…