「名ばかり残業代」を告発 アサヒビールの責任は重大 東京新聞

うすけぼの「名ばかり残業代」を”告発”
東京新聞が紹介

　８月３日付東京新聞生活欄「働く－返せ！残業代」で、全国一般東京東部労組うすけぼ支部書記長涌井好昭さんが紹介されています。店舗の厨房責任者であるチーフ職を労働基準法上の管理監督者（いわゆる「名ばかり管理職」）の”くびき”から解放させた経緯を改めて確認したうえで、涌井氏の２年前までさかのぼった未払残業代の額を会社側が「月３０時間分の残業代をあらかじめ給与に組み込んだ計算」ではじき出したとして、その不当性を強調しています。
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　涌井さんは「基本給を削った分を３０時間の残業代に充てた『固定残業代』という手口」と憤る。
　涌井さんを支援する東京東部労働組合は「一方的な労働条件の不利益変更」と抗議したが、会社側はさらに、固定残業代を４０時間分に拡大した新賃金体系制度の導入も申し入れてきた。
　この制度では、残業代の算出基準になる時間単価（時給）は、固定残業代がない場合と比べ３００円以上下がる。
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　うすけぼ支部では、「名ばかり管理職」がメドが立ったと思いきや、今度は「名ばかり残業代」問題がクローズアップされてきました。厨房で働く仲間のみなさん、わたしたちは「名ばかり管理職」を絶対許しませんし、これを強いてきた会社に対しその「正当な代償＝残業代の支払い」を求め闘い続けます。
　また、１００％出資会社であるアサヒビールにあっては、改めてその親会社としての責任が問われるてくることは必定です。
　
　これからも変わらぬご支援をよろしくお願いいたします。