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【東部労組主張】都知事選は人民に奉仕する宇都宮けんじさんをよってたかって応援しよう!

2020年06月14日 11時47分54秒 | 労働組合

全国一般東京東部労組は東京都知事選について以下の「主張」を発表しました。

【東部労組主張】都知事選は人民に奉仕する宇都宮けんじさんをよってたかって応援しよう!

東部労組執行委員会は、東京都知事選(7月5日投開票)に立候補する元日弁連会長の宇都宮けんじさんの推薦を決定しました。

宇都宮さんは立候補にあたって、新型コロナウイルスから命を守る医療体制の充実と自粛・休業要請に対する補償の徹底を第一の課題として掲げ、「生存権がかかった選挙」と位置づけました。

これまで宇都宮さんは、弁護士として過酷な借金取り立てに追われる人たちを守るため、ヤミ金ヤクザと敢然と闘ってきました。その闘いは貸金業法の成立につながり、多重債務者を苦しめてきた高金利を引き下げさせました。

反貧困ネットワークの代表世話人を務め、2008年暮れの「年越し派遣村」では名誉村長を務めるなど、反貧困の運動を先頭で担ってきました。

東部労組も多くの支援を受けてきました。損保会社から障害者であることを理由に組合員が正社員化を拒まれた際には後輩の弁護士たちと裁判の準備を進めつつ、自ら団体交渉に出席して差別をやめるよう会社に訴えてくれました。おかげで組合員は正社員化を勝ち取ることができましたが、生活に困窮していた組合員から宇都宮さんは1円も報酬を受け取りませんでした。

派遣添乗員のHTS支部の委員長が不当解雇された際には文化人・言論人アピール運動の呼びかけ人に、非正規労働者への差別をなくす裁判を闘うメトロコマース支部への支援カンパキャンペーンでも呼びかけ人に、それぞれ名乗りを上げてくれました。

一貫して弱い立場の労働者民衆の側につき、人民に奉仕する信念と作風を身につけた人物です。

それに対して、現職の小池都知事は、コロナで十分な検査態勢を取らず、都民に外出「自粛」を強いておきながら生活保障をろくに行っていません。医療崩壊の危機の中で都立病院・公社病院を独立行政法人化し、いっそう医療をひっ迫させる方針を推進しています。労働者民衆の命と生活を軽んじているのが小池の姿勢です。

また、関東大震災時に虐殺された朝鮮人の追悼式典に歴代知事が送っていた追悼文を取りやめました。さらに今年9月1日の追悼式典については例年開催している都立横網町公園の使用に不当な条件をつけていまだ許可を出していません。加害の歴史を否定し差別排外主義を煽る小池を都政から放逐しなければなりません。

現在、宇都宮さんの立候補に対し、立憲民主党、共産党、社民党、新社会党、緑の党が応援を表明しています。

他方、連合東京は小池を支持する見通しと報道されています。労働組合にあるまじき姿勢と言わざるをえません。

東部労組は宇都宮さんを断固支持し、都知事選を通して労働者の命と生活を守る運動をよってたかって闘い抜きましょう!

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