写真=5・1メーデー行動で発言するメトロコマース支部の勝部委員長
メトロス(東京メトロ)売店150人に手紙を一斉郵送
労働組合に入って待遇改善を勝ちとりましょう!
東京地下鉄(東京メトロ)の駅売店「メトロス」契約社員らで3月につくった私たち全国一般東京東部労組メトロコマース支部は先週、すべてのメトロス売店員約150人にあてた手紙を一斉に郵送しました。
郵送した封筒の中には勝部委員長の『私たちが組合を立ち上げるまで』と題した手紙が入っています。以下に一部を抜粋して紹介します。
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何年働いても時給は1,000円のまま。
10年以上働いている契約社員Bも、研修期間の見習いの人も、賃金は同じ。
この先ずっとこの状態ならば、1,000円は1,000円の価値がなくなって行く!
「正社員と契約AとBの仕事内容は全く同じ」状態なのに、何でそんなに給料や福利厚生などの待遇に差をつけるの?
これは差別そのものではないの?
それに1年毎の更新では、いつクビを切られるか分かったもんじゃない。
組合にも入れず、早番・遅番があるために横のつながりが出来にくい職場の特異性。
そんな事を考えていた或る日、労働相談に答えている東部労組の記事が目にとまりました。かねてから東部労組の活躍は新聞等で読んでおりましたので「もう相談できるのは、ここしかない!」と思い、東部労組に相談に行ったのです。
……というのが、東部労組の力を借りて組合を立ち上げた経緯です。
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手紙のウラ面には『組合を立ち上げてからの動き』と題して組合活動の経過と組合が勝ち取った成果をまとめています。また、すでに組合員の一部から寄せられた声も掲載しています。以下の通りです。
◆会社は不当解雇なんかできないんだ、という事を教わりました。(H)
◆組合員になったおかげで、これだけ安心できて月2,000円の組合費は安い!(M)
◆一番嬉しかった事は、横のつながりが出来た事です。(U)
◆初めて団体交渉に出てみました。非常に興味深いものでした。(S)
◆この仕事を続けながら組合を立ち上げたのは、正直しんどかったけど、今はホントに充実感でいっぱいです。(W)
◆仲間が出来て、支え支えられる毎日が楽しくなりました。(K)
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ほかにも封筒には当ブログ記事を印刷したものや組合説明会の案内が入っています。みなさんのもとに届きましたでしょうか。もし何らかの不都合で届いてなければ、あらためて郵送しますので東部労組本部(電話03-3604-5983、メールinfo@toburoso.org)のメトロコマース支部担当(須田)までご連絡ください。