JOMOグループ「アジア商事」に抗議
<6・4東部けんり総行動>
<会社の不誠実な対応に怒り!>
ガソリンスタンドを全国展開しているJOMO(ジャパンエナジー)グループの「アジア商事」(本社・東京都新宿区)の過労障害の問題で、全国一般東京東部労組は6月4日、「東部けんり総行動」に集まった約100人の仲間とともに申し入れ行動を行いました。
殺人的な長時間労働の末に社員の橋直彦さんはくも膜下出血で倒れ、いまも重い障害を抱えて入院しています。アジア商事は会社としての責任を認めようともせず、本人と家族に謝罪もしていません。
こうした不誠実な対応について、この日は「抗議及び要求書」を会社に手渡すはずでした。ところが、会社側は私たちの姿を見るや、普段は開いている本社のドアのカギをあわててかけました。労働組合の申し入れを受け入れないという不当労働行為に出たのです。
社長はもちろんのこと、団体交渉に出席している会社の責任者すら姿を現そうとしません。これが日本を代表する石油会社であるJOMOグループの対応なのでしょうか。
妻の美智代さんもマイクで「夫を過労障害に追いやったJOMOとアジア商事の責任を追及し、納得がいくまでがんばります」と訴えました。アジア商事の本社兼スタンドには参加者による怒りのシュプレヒコールが響きました。
「倒れるまで働かせていたのは?」「アジア商事だー!」
「1年間で1日しか休ませなかったのは?」「アジア商事だー!」
「家族を苦しめているのは?」「アジア商事だー!」
************************
朝9時にJR小岩駅前に集まった東京東部地区の労働組合の仲間たち約100人は、夕方までの1日、大型バス2台でそれぞれの争議現場を回りました。アジア商事のほかに取り組んだ闘いは以下のとおり。
中国人研修生を強制帰国させた会社との闘い。
労災隠しの末に労働者を解雇した会社との闘い。
組合差別・女性差別の昭和シェル石油との闘い。
NTTによる木下さんへの職業病解雇との闘い。
労組攻撃を続ける上野のオートバイ販売の光輪モータースとの闘い。
いずれの闘いも会社や労組の枠を超えて、1人ひとりが怒りの声を上げました。私たちは今後も地域の仲間の団結で、すべての闘いの勝利をめざします。
どの闘いも労働者に対して会社の不誠実な扱いに怒りを覚えました。
私だけでなく、闘っている仲間に勝って欲しい・頑張って欲しいと切実に思いました。
昨日参加した皆さん、お疲れ様でした。本当に有難うございました。
皆様お疲れ様でした。
本当に沢山苦しんでいる人たちばかり
なんですね・・・
Ohちゃんママも
勝っても決してお金で解決できない
ことばかりだよね・・・・。
どうか心を壊さず
がんばってね。
参加者のみなさんも
がんばってください。