(ニチガス本社前で、東陽ガスへの指導を求めるシュプレヒコール)
東陽ガスは「借金漬け労働」をただちに撤廃せよ!
ニチガスは責任をもって東陽ガスを指導しろ!
10月13日、全国一般東京東部労組東陽ガス支部が「借金漬け労働」の撤廃を求め提起した訴訟の第2回公判が東京地裁で行われました。公判後、組合は、東陽ガスを「協力会社」とし、実質的に影響を及ぼしているであろう「日本瓦斯」(ニチガス)本社前での要請行動を展開しました。
第2回公判-会社経営陣は姿見せず
この日の第2回公判にも東部労組各支部、地域の労働組合の仲間が傍聴に駆けつけてくれ、傍聴席はほぼ満員の状態でした。
そのような中、会社側は弁護士2名のみが出席、坂寄社長をはじめとする経営陣は初公判に続いて姿を見せない、という対応でした。
法廷では、組合側代理人の加藤弁護士より、「配送員の雇用形態は業務請負なのか、雇用契約なのか、どちらなのかを明確にせよ」と会社側を厳しく追及しました。
これには会社側弁護士も答えに窮し、「書面で反論する」と力なく答えたのでした。
ニチガス本社前で抗議の訴え
公判終了後、原告組合員と東部労組各支部の仲間は、ニチガス本社前に移動。ビラを配り、「借金漬け労働」撤廃につき東陽ガスを指導するよう訴えました。
地域の労働組合の仲間が合流後、「ニチガスは東陽ガスを指導しろ!」「借金漬け労働をやめさせろ!」とのシュプレヒコールを皮切りに、集会を開始しました。
東陽ガス支部井上委員長からの訴え、支援の仲間からの連帯あいさつを受け、ニチガスに対し「借金漬け労働をやめるよう東陽ガスを指導すること」「訴訟を解決するよう東陽ガスを指導すること」などにつき、申し入れを行いました。
しかし、組合の正当な申し入れに対し、ニチガスは昨年11月に続き、エレベーターを止め、受付電話にも応対しないという不誠実な対応をとってきたのです。
このような対応に、原告組合員からも怒りの訴え(下写真)、そしてシュプレヒコールがニチガス本社前に響きました。
次回の裁判は11月17日(木)午後1時10分@東京地裁527法廷です。
東陽ガス支部は前時代的な「借金漬け労働」をなくすまで、
東陽ガス・ニチガスの責任を追及していきます!
みなさんの激励・ご支援、お願いいたします!