フリーマガジン『R25』に正しいストライキの起こし方が掲載
~NPO法人労働相談センターが監修~
主に首都圏の駅、コンビニ、書店などで配布されているフリーマガジン『R25』(株式会社リクルート、50万部発行)の本日(10月21日)発行の最新号に、私たちNPO法人労働相談センターが取材に応じて監修した「正しいストライキの起こし方」の記事が掲載されています。
該当記事が掲載されたホームページはこちら。
http://goo.gl/SOUS
実物をご覧になりたい方は配布場所(http://r25.jp/haifu_list/)をご確認ください。
以下に該当記事を紹介します。
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労組の存在は薄れる一方だけど
闘えば給料UPも勝ちとれる? 正しいストライキの起こし方
●ストライキを起こす際、知っておきたいこと(監修/NPO法人労働相談センター 須田光照氏)
・同盟罷業
「罷業(ひぎょう)」とは、仕事をしないこと。法律上、ストライキを「同盟罷業」と呼ぶ。「同盟罷工」とも呼ばれる。「スト」と略されることも多い
・会社から妨害はないの?
労働組合法は組合活動の妨害などを禁じているが、違法を承知でやってくる経営者もいる。その場合は、労働委員会に審査してもらおう。会社を処罰してくれるケースも
・労働組合の作り方
2人以上の労働者で合意すれば労働組合を結成できる。ただ、労働委員会から不当労働行為の救済命令を会社に対して行ってもらうには、法律の規定に則った資格が必要
・団結が重要
スト中でもっとも重要なのが、仲間で団結すること。ストを無視して働くことは「スト破り」と呼ばれるタブー。次々に脱落者が出てくると、スト自体が成立しなくなる
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労働組合法第1条によれば、「自主的に労働組合を組織し、団結することを擁護する」とある。ストライキは、権利として認められているだけでなく、法律で擁護されているのだ
こういったマス媒体を使って、労働者の権利の周知徹底を広めていただきたいですね。
こういう記事を載せざるを得ないような状況になっているってことなんでしょうね・・・
いずれにしても、この記事がきっかけとなって、少しでも多くのフリーター諸君が権利を行使しようという気持ちになってくれればと思います。
このような記事が掲載されていると嬉しくなりますね。
昨今ではストライキとはどういうものなのかを知る機会がとても少なく、
特に若い人では、身近なところで見聞きした事もない、
という事も珍しくないようです。
確かに実際に事を起こすとなると多大な労力を必要とするかと思いますが、
知識として知っていると、それだけで気持ちにゆとりも生まれ、
職場で何か問題が起きても落ち着いて考える事ができるようになる気がします。
とても意義のある記事だと思いました。