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全国一般東京東部労働組合の記録

市進支部 第47回団体交渉

2019年01月16日 15時23分05秒 | 学習塾・予備校

(市進支部 並木委員長)

1月8日、東部労組市進支部と(株)市進との第47回団体交渉が本八幡の会社施設で行われました。

この日の団体交渉で会社から「入試付き添い時の賃金」につき、組合への回答・説明がありました。
これについては昨年2月の団体交渉において、春闘要求として会社に投げかけ、その後の団体交渉でも継続的に改善を求めていたことを受けてのものです。

従来、塾生の入試の際、それを応援するために入試会場におもむく市進の講師について、会社は賃金の支払い上限を「1回」のみとしていました。
受け持つ塾生が多くいる講師にとっては、2回目以降の入試付き添い・応援業務はボランティア的な扱いとなり、交通費のみの支給となっていました。
入試付き添い・応援も業務の一環である以上、「ボランティア」というわけにはいきません。正当な対価の支払いがあるべきです。

このような状態を改善しようと、組合は昨年の春闘において「入試付き添いの賃金を出席回数に応じて支払うこと(賃金支払いの回数上限を撤廃すること)」との要求を会社に行いました。

そして今回の団体交渉で会社は「『上限1回』を『3回』とし、規定の賃金を支払う」旨を回答しました。
組合の要求は「賃金支払い回数の上限撤廃」であり、今回の会社回答ではいまだに上限が設定されています。
ただ、組合の継続的な要求があっての今回の会社回答です。また、昨年の春闘要求ではこの入試付き添い・応援業務につき「制度の改善につき組合と協議して決定すること」も求めています。
組合は引き続き、現場の実態をふまえて改善を求めていきます。

市進で働くみなさん!
入試付き添い・応援業務の実態、みなさんの職場における問題、改善を求めたいことなど、組合に入っていっしょに問題を提起し、改善をかちとっていきましょう!

市進関連の職場で働くみなさん、学習塾業界で働くみなさん、市進支部のホームページ(http://www.toburoso.org/ichishin/index.html)をご活用いただき、職場で困ったことがありましたら東部労組市進支部にご相談ください。

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