【フソー化成との闘い】東京都労働委員会の労働者委員が実態を現地調査

都労委が不当労働行為の実態を現地で確認
フソー化成・小林社長は北澤組合員への配転を
ただちに撤回せよ！

組合は、北澤組合員に対する人権侵害・「拷問」的不当労働行為が行われたことをうけ４月２５日、労働委員会の制度である現地調査の実施を要請していました。

これをうけ６月７日、東京都労働委員会（都労委）の森労働者委員がフソー化成東京工場を訪問し、北澤組合員に対する不当労働行為の実態について現地での確認・調査が行われました。

東部労組菅野委員長も同行したこの日の現地調査で、森委員は会社職制に対して問題の早期解決を要請。周囲の状況の撮影、北澤組合員への聞き取りなどを行い（上写真）、組合からもこのかんの経過を森委員に報告・説明しました。とりわけ５月２７日の「野外テント」をめぐる経過についてテント設置場所なども含めて説明したところ、森委員も会社のやり方にあきれている様子でした。

調査の中で「この業務は以前からあったのか」との森委員の問いに対し、会社職制は「以前はなかった」旨を明言。会社が北澤組合員に強いている「警備・誘導」業務が北澤組合員を追い込むためのものであり、不当労働行為そのものであることがより明らかとなりました。

この現地調査をうけ、森委員は内容・結果を都労委に持ち帰り、詳細に報告することを約束してくれました。

今回の現地調査により、フソー化成・小林洋社長のやり方が不当労働行為であることが都労委に対してもより明らかとなりました。