【労組反戦行動】
日米韓合同軍事演習に米国大使館前で抗議!
全国一般東京東部労組は7月31日夜、労組反戦行動実行委員会と在日韓国民主統一連合(韓統連)が共同で呼びかけた日米韓合同軍事演習に反対する米国大使館前行動に参加しました【写真】。
米国大使館の最寄り駅である虎ノ門駅の出口に各労組の労働者らが集まる中、韓統連の孫議長が基調提起に立ちました。
孫議長は、日本・米国・韓国の3国が朝鮮半島周辺で合同軍事演習をくり返していることによって東アジアでの戦争の危機が高まっていること、8月下旬には核使用を想定した大規模な米韓合同軍事演習「ウルチ・フリーダム・シールド(UFS)」が計画されていることを指摘し、「反米反戦を掲げて、朝鮮半島での核戦争を阻止しよう」と訴えました。
続いて、沖縄における米兵の性暴力に抗議するグループ「基地・軍隊はいらない4・29集会実行委」から連帯のアピールを受けました。また、UFSに抗議するシール貼りを参加者で行いました【下の写真】。
続いて、沖縄における米兵の性暴力に抗議するグループ「基地・軍隊はいらない4・29集会実行委」から連帯のアピールを受けました。また、UFSに抗議するシール貼りを参加者で行いました【下の写真】。
その後、労組反戦行動実行委を代表して東部労組の須田書記長が抗議文案を読み上げて参加者全体の拍手で確認しました。その抗議文をもって米国大使館に向かおうとしたところを、ちょうどゲリラ豪雨が襲いましたが、それにもめげずに大使館前に肉薄しました。
そこで大勢の警官隊が行く手を阻み、それだけではなく暴力的に参加者を押してきた結果、女性参加者が路上に押し倒される事態も発生しました。参加者は「警察は暴力をやめろ!」のシュプレヒコールで糾弾するとともに、米国大使館に向けて「合同軍事演習をやめろ!」「戦争挑発をやめろ!」などの声をあげました。
暴力的な弾圧の中でも、全水道東京水道労働組合、全国一般・全労働者組合、韓統連の仲間がマイクで反戦に向けて発言し、大使館前での抗議行動を貫徹することができました。
現在、日本では朝鮮の「ミサイル」発射などを「脅威」として政府と一部メディアが強調して朝鮮への敵視をさかんに煽り立てていますが、軍事的な脅威を朝鮮に与えているのは毎日のように続けられている日米韓の「軍事同盟」による軍事演習の方です。
現在、日本では朝鮮の「ミサイル」発射などを「脅威」として政府と一部メディアが強調して朝鮮への敵視をさかんに煽り立てていますが、軍事的な脅威を朝鮮に与えているのは毎日のように続けられている日米韓の「軍事同盟」による軍事演習の方です。
わたしたち日本の労働者・労働組合は過去の朝鮮・中国などへの侵略戦争に加担したという歴史を踏まえて現在の日本政府による戦争政策に反対していかなければなりません。東アジアの労働者による国際連帯で戦争を阻止しましょう!