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全国一般東京東部労働組合の記録

4.25 東部労組メトロコマース支部の非正規差別なくせ裁判 第15回口頭弁論報告

2016年04月26日 12時32分26秒 | 東京メトロ売店

写真=裁判報告集会で雇用継続が決まったことのお礼を述べる疋田組合員(右端)

非正規労働者よ 団結して立ち上がろう! 東部労組メトロコマース支部第15回裁判報告集会

4.25 東部労組メトロコマース支部の非正規差別なくせ裁判 第15回口頭弁論報告
裁判最大のヤマ場!6.23 証人尋問への支援傍聴をよろしくお願いします!

東京メトロ駅売店の非正規労働者らでつくる全国一般東京東部労組メトロコマース支部が正社員との賃金差別をなくすために起こした裁判の第15回口頭弁論が4月25日、東京地裁で開かれ、いよいよ6月に原告(組合側)と被告(会社側)双方の証人尋問が行われることが決まりました。

この日の法廷にも多くの原告側支援者が駆けつけてくれた結果、傍聴席があふれました。裁判では3月に非公開で行われた弁論準備で調整された証人尋問のスケジュールが正式に決まりました。

証人尋問は6月23日(木)午前10時30分から午後5時ごろまで、東京地裁709号法廷で行われます。午前中は会社側証人として向井前総務部長に対する主尋問・反対尋問、午後1時30分から組合側証人として同支部の後呂委員長、疋田組合員、加納組合員、瀬沼組合員の原告4人全員に対する主尋問・反対尋問があります。裁判はいよいよ最大のヤマ場を迎えることになります。多くの方々の支援傍聴を心よりお願い申し上げます。

また、並行して5月に進行協議(非公開)が行われることも決まりました。

裁判後の報告集会では、昨年春の闘いで確保された同支部の疋田組合員ら非正規労働者の65歳以降の雇用について、4月18日の団体交渉で5月以降の次年度も継続されることが決まったことが報告されると、集まった支援者からは拍手が起きました。会社が雇い止めを通告するなら、この日の裁判後にストライキ抗議行動を行う予定でしたが、回避することになりました。疋田組合員は「皆さんのご支援のおかげで何とか生活を維持できるという安ど感とうれしさでいっぱいです」とお礼の言葉を述べました。

同じく労働契約法20条を使って裁判を闘っている郵政ユニオンと、解雇撤回を闘っているJAL争議団の仲間からそれぞれ連帯の発言を受けました。

集会では、政府が検討している「同一労働同一賃金」の法制化についても触れ、東部労組本部の須田書記長から「政府に期待することなく、非正規労働者の団結と闘いで生活できる賃上げを獲得しよう」との訴えがあり、メトロコマース支部の闘いに勝利するために6月23日の支援傍聴があらためて呼びかけられました。

すべての非正規労働者の生活と権利を守るためにメトロコマース支部の闘いによってたかってのご支援をよろしくお願いします!6.23証人尋問に支援傍聴をよろしくお願いします!

【東部労組メトロコマース支部 非正規差別なくせ裁判 証人尋問】

■日時:2016年6月23日(木)午前10時30分~
※ 10分前に法廷前に集まってください。
※ 希望者が多数のため傍聴できない場合もありえますが、その際はご了承ください。

■場所:東京地裁7階 709号法廷
(地下鉄「霞ヶ関」駅A1出口から徒歩1分)
※ 裁判終了後に報告集会を予定していますが、現時点で場所は未定です。決まり次第、当ブログなどでご案内いたしますので、報告集会へのご参加もよろしくお願いします。

<連絡先>
全国一般東京東部労組 書記長:須田光照
電話 03-3604-5983
メール info@toburoso.org

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