「労働時間」に関連したメール労働相談事例(2016年2月分)のまとめ

みなさんへ
2016年2月に、労働相談センターと東部労組に寄せられた「労働時間」に関連したメール労働相談の事例を紹介します。

 

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「労働時間」に関連したメール労働相談事例(2016年2月分)のまとめ
ＮＰＯ法人労働相談センター
全国一般東京東部労組
2016年4月25日

 

1、 総合病院で看護師。宿直待機の場合、夜間の緊急手術などで自宅の携帯電話に連絡があり、病院にかけつけ手術を行う。例えば、夜中の0時から4時まで働き帰宅。翌日は自分の有給休暇で休む事に決まっている。この制度だと、肝心な時に自分のための有給休暇を使えない。風邪になって休むと欠勤扱いとされ、給料がカットされる。理不尽だ。

 

2、 保育園で保育士。育児休暇中。育児休暇期間が終了して、職場復帰しても育児のため、以前と同じ勤務時間やシフトで働き続けることは困難です。法で定めてある「育児の時短制度」があるのに、誰一人これを使っている人はいないのです。「時短制度」を使って、今の保育園で働き続けたいのです。

 

3、 派遣社員。派遣先で30分前には出勤して働かされ、1時間休憩の契約なのに、実際は30分しかない。15分刻みのタイムシートもおかしい。通勤費もバス代は支給するという話だったのに、「3ヶ月先に支払う」と変わった。

 

4、 毎日5時間の残業と休日出勤を強いられていて、体調を崩し入院したが、その間は、有給休暇を使用させられた。6人入社して5人が辞めた。どのようなアクションを起こしたらいいか。

 

5、 幾ら残業をしても、月5時間分しか残業代は支払われない。その上、朝5時まで無給で働かされる時もある。

 

6、 歯科技工の会社。始業時間が8時ですが、7時30分前には会社にいないといけない。終業時間は5時なのに、夜8時まで働く。国民の休日で休みをとったら、社長のいじめが始まった。毎日毎日怒ってくる。親戚が危篤状態になってもお見舞いにも行かせてもらえず、亡くなってしまった。残業代も一度も払ってくれない。

 

7、 実際の労働時間は9時間なのに、インストラクターの１セットで1時間と計算され、毎日５セットなので、労働時間も５時間分しか計算されない。勿論給料も５時間分しか支払われない。訪問先への移動時間は2.5時間かかっても30分しか付かない。

 

8、 清掃業でアルバイト。忙しい時に昼食時間がとれず、一日働き続けている日がある。しかし、その一時間分の賃金は払ってくれません。

 

9、 我が社には、「残業する場合は、残業申請を2時間前に提出」という決まりがあるが、実際は、直前まで判断がつかず、そのまま残業をしている場合が多い。上司は事情を知っているが、それでも残業代はでない。

 

10、 社用車で移動する時が多いが、移動に関して労働時間としてカウントしてくれない。

 

11、 今は、インターンとして働いていて、４月から正社員として採用される。インターンに対する賃金が最低賃金を下回っている。始業時間一時間前出勤を命じられ、掃除や雑役をさせられている。タイムカードを押した後に労働をさせられる。「残業ゼロ」を目指しているからだそうだ。休憩時間も15分短い。

 

12、 月50時間の残業をしているが、残業代がない。

 

13、 介護施設。「主任」にさせられたが、「役職者には残業代は支払わない」と言われ、幾ら残業をしても残業代を払ってくれない。

 

14、 飲食店全国チェーンの雇われ店長。どんなに長時間働いても、休日出勤しても「管理監督者だから」と労働時間への規制が適用されない。残業代もでない。過労で死にそう。

 

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