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全国一般東京東部労働組合の記録

「ドレイ工場」上映・感想会

2018年04月23日 09時52分41秒 | 労働組合
 
 
 
 映画DVD「ドレイ工場」上映・感想会が、4月14日青戸事務所で開催されました。29名が参加しました。司会は須田書記長。
 
 50年前に制作された144分の長編ですが、参加したほとんどの人が飽きることなく、組合結成から労働者が葛藤しながら労働組合にどう関わっていくのか?労働者の強さと弱さ。ドレイから物が言える人間になる生き方・成長。経営者の本質・汚さ、買収工作・配転・御用組合作り労働者の分断工作。暴力団・警察を使っての暴力的組合弾圧。先の見えない不満や不安、分裂の危機をぶつけ合う討議、必死な決意で再度団結し闘いを継続する生々しい経過。日比谷野音での総決起集会の労働者結集、地域共闘。御用組合有志の共闘宣言等々、見どころはたくさんありました。
 笑いあり・号泣する方も、それぞれの立場・状態、経験を思い返し、自分に引き付けたたくさんの意見・感想がありました。今も昔も本質は変わらない、労働者の団結でしか経営者と闘えない。立場によって感じ方は様々。
 
 参加者から「ドレイ工場」を見ていない人にもぜひ見せたい。もう一度見たいという感想がありました。私も「大久保製壜闘争の映画」と共に「ドレイ工場」は今後迷った時や落ち込んだ時には見て自分を奮い立たせたいと思いました。
みていない方に、ぜひ機会があれば一度は見ていただきたいと思いました。
(金沢東部労組副委員長・大久保製壜支部執行委員長)
 

動画《感想 ! 映画「ドレイ工場」を見て》

 
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この映画は東部労組が結成された50年前の1968年に公開されました。東京・江戸川にある鉄鋼会社の日本ロールで当時の全国金属労働組合(全金)が実際に起こした闘いをもとにした作品です。低賃金と劣悪な労働条件の工場で抑圧されていた労働者がどのように組合結成に立ち上がったか、会社側に寝返った労働者への接し方、全国の仲間から受けた支援への感動など、東部労組での支部結成や闘いと重なる場面が多く見つかるはずです。
前田吟や宇野重吉ら著名な俳優が演じていますが、個人を主人公にするのではなく、労働者の集団を主人公として描いています。
「労働者は団結して闘い続けるしかない。闘いをやめたらドレイになる」という教訓は今も昔も同じです。
労働者はいかに生きるべきかを考えさせます。みんなで見て、感想や意見を出し合い、「もっと労働者の中へ入ろう!」という東部労組の方針を実践する気持ちを高めていきたいと思います。(東部労組須田書記長)
 
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