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全国一般東京東部労働組合の記録

メルスモン製薬本社へ4回目にして申し入れ実現

2018年06月07日 08時14分12秒 | 労働組合

6月6日、医薬品を製造・販売するメルスモン製薬(東京・池袋)から14年勤続・19回契約更新を重ねながら昨年9月雇い止め・解雇された、全国一般東京東部労組労働相談支部の島津葉子さんと東部労組は、4回目の池袋本社申し入れ行動を行いました。この行動は、コミュニティ・ユニオン首都圏ネットワーク一日行動の一環として取り組まれ、17団体約90名の友好労組の仲間が参集し、東部労組からは10人がはせ参じました。

これまで、昨年10月、11月、今年4月と3回の池袋本社前申し入れ行動を展開してきましたが、いずれも同社が入居するビルの入口が施錠され、エレベーターを使用できない「締め出し」状態に置かれてきており、同社は申し入れ書の受領はおろか、島津さんと対面することさえ拒否するという極めて不誠実な対応に終始してきました。

今回は、私たちがビル前に到着した時点で、エントランスはまだ閉鎖されていなかったため、そのままビル3階の本社受付まで参加者全員でエレベーターと階段を使いながら申し入れを実行。同社の行徳経理課長が応対し、島津さんが「雇い止め解雇を速やかに撤回し原職に復帰させること」、「非正規労働者差別や年齢差別に対し重ねて断固抗議する。速やかな謝罪をすること」、そして「池袋本社をはじめ川口工場など生産拠点に対しいつでも大衆行動を展開できる態勢を整えている」旨記載されている申し入れ書を読み上げ、同課長が受領しました。

行徳課長はすぐさま船生功一郎社長と連絡を取り、6月15日の回答期日までに、船生社長との面談設定の可否も含め書面で回答すると明言したため、本社での申し入れを終え、同社入居ビル前報告集会に移りました。

集会では、改めて島津さんから雇い止め解雇撤回・原職復帰への決意表明と、2年越しで解雇撤回闘争を繰り広げている全労働者組合FAユナイテッド分会、その日午前中の一日行動でも果敢に雇い止め解雇撤回を訴えたユニオンネットお互いさま女性組合員から連帯のあいさつを受け、島津さんの「絶対に職場に戻るぞ!」と闘う姿勢を前面に出した団結ガンバローで締めくくりました。


メルスモン製薬はただちに島津さんを職場に戻せ!

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