(写真:8/20第1回団体交渉)
9月5日、東部労組フロラシオン青山支部と公立学校共済組合・同東京支部との第2回団体交渉がフロラシオン青山内の会議室で行われました。
共済組合側は7名、組合側は東部労組本部菅野委員長、フロラシオン青山支部組合員20名以上が出席しました。この日の団体交渉にも、組合側は腕章・ハチマキを着用して臨みました。
冒頭、フロラシオン青山支部大森委員長より、閉鎖撤回を求める署名を共済組合側に手渡しました。現在、署名は1500筆を超えています。
しかし、この日も共済組合側は「フロラシオン青山の閉鎖は撤回しない」という回答を繰り返しました。
一方で、共済組合側が閉鎖の「理由」としている耐震工事をめぐる対応について、それが閉鎖の「ための」理由であることがより浮き彫りになりました。
組合が指摘した矛盾点
・耐震診断を1社にしか依頼しておらず、相見積もりを行っていない
・診断結果につき、評定機関の審査を受けていない
・診断のみであり補強設計を行っていない
・補強工事について助成を行う国の補助金制度を考慮していない
につき、共済組合側の回答がありました。評定機関の審査、補強設計については「必要がないのでやっていない」、相見積もりについては「耐震診断の方法が同じであれば金額はおおよそ同じになる。だからやっていない」。まったく合理的な説明と言えるものではありません。
また、補助金の問題については「補助金を申請して認可された場合、その金額が工事費用に対して少額であることがわかった。なので補助金を使っても効果がないと判断したので申請はしていない」と回答。しかし、「そんなはずはない。補助金を出す国(国交省)に直接確認する、ホテルの図面を持ち込んで見積もってもらうなど、正式に補助金の額を算定したのか」と組合が追及すると「担当者が国交省のホームページを見て推計(推測)しただけ」であることが明らかになりました。まったくもって無責任な対応です。
また、雇用の確保について共済組合は「共済組合東京支部、他支部への配転を考えている」と回答しました。しかし組合員全員の雇用が確保される保証はありません。共済組合側も「努力する」と繰り返すだけでした。
「まずはフロラシオン青山の閉鎖を撤回せよ!」「労働者・家族の生活をどう考えているのか!」。共済組合の無責任な態度にこの日も怒りの声が飛び交いました。
公立学校共済組合・同東京支部は職場と雇用を奪うな!
フロラシオン青山の閉鎖をただちに撤回せよ!
フロラシオン青山利用者のみなさん!地域住民のみなさん!全国のみなさん!
閉鎖撤回をかちとるため、さらなるご支援・ご協力をお願いいたします!
閉鎖撤回の声を公立学校共済組合・同東京支部に集中してください!
■公立学校共済組合(玉井日出夫理事長)
・東京都千代田区神田駿河台2-9-5
・電話:03-5259-0011(代表)
■公立学校共済組合東京支部(比留間英人支部長)
・新宿区西新宿2-8-1 都教育庁福利厚生部内
・電話:03-5320-6812
閉鎖撤回を求める署名にご協力をお願いいたします!
■署名用紙を下のURLからダウンロードしていただき、印刷・署名の上、以下の宛先までお送りください。
http://www.toburoso.org/floracion-shomei.pdf
【署名送り先】
全国一般東京東部労組 宛
〒125-0062
東京都葛飾区青戸3-33-3 野々村ビル1階
ファックス 03-3690-1154