先日、サービス残業問題で、ある会社と団体交渉を行いました。会社は「うちは裁量労働だから、すでに給料の中に残業代が含まれている。だから払わん」という対応。
当該の労働者は、連日の長時間労働で心身ともにぼろぼろの状態で退職を決意。会社にせめて未払いの残業代を返せ!と請求しました。
労働者を文字通りぼろ雑巾のように使い捨てておきながら、「裁量労働」を理由に労働の対価である残業代を掠め取ろうという会社の態度、また、挑発的な薄笑いをうかべて「裁量労働なんですよね~」のような対応に怒りがこみ上げてきたまさにそのとき、当該の労働者から「何がおかしいんだ!笑うような問題じゃないだろう!」という声。普段は本当に温厚なその人が、まさに怒りで顔を赤くして、身を震わせながら会社を追求する。本当に「労働者はかっこいい!」と思った瞬間でした。
会社もその言葉に驚き、以後、会社側の人間からは薄笑いが消えました。
サービス残業はドロボーだ!許せない!労働者を使い捨てにする経営は許さない!
(ありかわ)
当該の労働者は、連日の長時間労働で心身ともにぼろぼろの状態で退職を決意。会社にせめて未払いの残業代を返せ!と請求しました。
労働者を文字通りぼろ雑巾のように使い捨てておきながら、「裁量労働」を理由に労働の対価である残業代を掠め取ろうという会社の態度、また、挑発的な薄笑いをうかべて「裁量労働なんですよね~」のような対応に怒りがこみ上げてきたまさにそのとき、当該の労働者から「何がおかしいんだ!笑うような問題じゃないだろう!」という声。普段は本当に温厚なその人が、まさに怒りで顔を赤くして、身を震わせながら会社を追求する。本当に「労働者はかっこいい!」と思った瞬間でした。
会社もその言葉に驚き、以後、会社側の人間からは薄笑いが消えました。
サービス残業はドロボーだ!許せない!労働者を使い捨てにする経営は許さない!
(ありかわ)
会社から「うちは裁量労働だから!」と言われても、たいていは裁量労働の要件を備えていないエセ裁量労働なのではないでしょうか。
月100時間も不払い残業・過重労働をさせておき、労働者が生命の危機を感じて、望んだ団体交渉時の資本家の笑み…。資本家告ぐ!お前らそれでも人間か?
該当組合員の方には、スタッフ及び組合員の皆様との暖かい交流を通じて、健康的で、人らしく生きられることをお祈りしています。
怒りで震えが止まらなかったのは生きてきて初めての経験です。
労働相談センターの方々には本当に感謝しています。
僕一人ではどうしようもありませんでした。
これが、放置されるのは、経営者にとって放置が得であるからだと思うんですよね。
私はこの悪習を変更するには、税法の改正しかないと思っています。
「週40時間を越える労働には、それがたとえ裁量労働によるものだとしても、経営者は1時間あたり5000円のワークシェアリング税を払わなければいけない。」とするだけで、残業は激減すると思います。
1日12時間~15時間労働でクタクタで帰宅のため
お風呂に入る体力がなくコタツで連日爆睡してます
ぜひNPO法人労働相談センターにご相談を!スタッフといっしょに解決しましょう!