(上の写真=今年4月に工場閉鎖反対のストライキに立ち上がった組合員ら)
デイベンロイ争議が解決!
ひとりのクビ切りも許さず組合員の継続雇用を実現!
団結の拠点である組合事務所も守り抜いた!
支援の皆さん、本当にありがとうございました!
8月24日、本社工場閉鎖をめぐり労働争議が続いていた全国一般東京東部労組デイベンロイ労組支部は東京都労働委員会で会社側デイベンロイリネンサプライとの和解協定書を締結しました。
生産部で最後まで闘った17人の組合員の雇用が守られました。今後は17人が通勤できる場所(大田区東糀谷)に職場を移転し、そこで働くことになります。仕事内容も17人の希望通りの業務を認めさせました。さらには17人のうち1人は会社の制度上で定年退職になる68歳を今年迎えるものの引き続きの雇用を約束させました。
団結の拠点である組合事務所も移転地に再設置することになりました。
また、会社が組合に解決金を払うことにもなりました。
工場閉鎖自体は実施されるものの組合員の実質的な雇用保障を勝ち取ったことが最大の成果です。解雇の脅しや目先のカネに屈することなく仲間を裏切らなかった17人の組合員を私たち東部労組は心から誇りに思います。労働組合こそ最強のセーフティネットであること、団結して闘えば必ず活路は切り開かれることを身を持って実証してくれました。
同時に、友好労組をはじめ皆さんの献身的な支援があったからこその成果です。物心両面にわたる支援に感謝を申し上げます。
今後は、和解したとはいえ、デイベンロイ労組支部には新しい職場での激烈な闘いが待っています。17人の組合員、営業部、商品課、庶務課など54人の支部で再出発します。東部労組デイベンロイ労組支部への引き続きの支援をよろしくお願いいたします。
否、そうあるべきであり、そうならなければならないのである。かくいう私もサニクリーンから、被害を受けた多数の元社員の中の一人である。一つのFCを例にあげれば10名の社員が入社し、数年後には僅か1名しか残っていないのが事実である。この様な会社で定年まで残る事は・・・。