9月26日(土)、飯田橋の全水道会館で「レイバー映画祭2009」が220名の参加のもと開催され、国内外の労働をテーマにした以下の8作品が上映されました。
○「労働者の夢―ハノイ自由貿易地帯の女性たち」
○「サワーストロベリーズ―知られざる日本の外国人労働者」
○「人間を取り戻せ!―大久保製壜闘争の記録」
○「国労バッチははずせない!」
○「永き一日―京品ホテル闘争記録」
○「会社のほうが詐欺だった―大分キャノンのたたかい」
○「ソウルを揺るがしたキャンドル」
○「この自由の世界で」ケン・ローチ監督
私たちのたたかいの記録「人間を取り戻せ!―大久保製壜闘争の記録」も上映されました。
上映の後、大久保製壜支部初代委員長の杉田育男さんが挨拶をしました(上の写真)。
「全国一般東京東部労組大久保支部の杉田です。大久保闘争をたたかってきて本当に良かったと思っています。 大久保闘争から学んだ次の3点を紹介します。
第一に、東部労組のスローガン『よってたかってたたかおう』です。職場、支部、東部労組、地域、全国の仲間、みんなで『よってたかって』闘いました。
第二は、『仲間は必ず立ち上がる』ということです。21年9か月の闘いの中で職場の労働者が御用組合を脱退して次々に立ち上がってきました。本当に感動しました。
第三は、大久保支部は1997年の勝利した後『受けた支援は運動で返そう』のスローガンを決めたことです。現在の東部労組の闘い、すかいらーくの過労死問題や紳士服のコナカや旅行添乗員の闘い・・・・・。みんなで『よってたかってたたかいたい』と思います。皆様のご支援よろしくお願いします」
大久保製壜闘争は、会社の障害者差別と労働組合つぶしに対して、障害者の労働者自身が先頭にたち、それを地域・全国の人々がよってたかって支えて共に闘い、ついに争議の全面解決を勝ち取りました。
「人間を取り戻せ!―大久保製壜闘争の記録」を見て感動したと多くの人から感想が寄せられています。
YouTube動画で観ましたが音が小さすぎて聞こえないので音声処理して再アップできませんか。
DVD「人間を取り戻せ!-大久保製壜闘争の記録」
2009年リメイク版。40分
制作=ビデオプレス。
http://vpress.la.coocan.jp/okubo.html
注文はこちらです。
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