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引き続き、みなさんのご協力、お願いいたします!
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※ アンケートは無記名で、フォームを通じて東部労組本部にメールで送られます。
ですので、メールアドレス等、個人情報が判明することはありません。
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HTS支部が呼びかけている「飛行機内の時間」についてのアンケート。
多くの方から回答が寄せられています。今回は、海外添乗員の方からの回答コメントをご紹介いたします。
■「なぜ飛行機の中は休憩時間ではないと認識しているのですか」■
という設問についての回答です。
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●常にお客さんから、質問など話掛けられる可能性がある。また、悪天候、エンジントラブルなどがあれば、次の行程のことを考えなければならない。
●お客さんに座席番号を教えている限り、睡眠中でも遠慮なく起こされる。
CAからもお客さんに何かあったら遠慮なく起こされる。
●そもそも、あくまで、仕事として乗っています。
お客様と一緒なので、何かあれば直ぐに対応しなければなりません。仕事でないのなら、最低、飛行機をお客様とは変えて欲しいです。
●お客様から質問されたら笑顔で対応しないといけない。お客様の体調不良にも親身に対応しなければならない。
飛行機移動中もツアーの一部だから。
●自身のお客様から離れた席に座っていても、他のグループのお客様が側に座っています。
機内でも終始(他のグループを含む)お客様の目に注意を払っています。
●業務で搭乗しているため、自分の好きなことはまったくできず、常にお客に対応できるようにしているため、精神的な緊張を強いられている。
●自由時間だったら、3、4列のシートに横たわり、ビール飲んでつまみ食べて雑誌読んでくつろげますよね。プライベートの旅行みたいに。
●座席番号を教え、いつお客様が訪ねてくるかわからない状態は、精神的にまったく休憩にならないから。
ましてやお客様と隣席の場合は一時たりとも気が抜けず、ずーっとおしゃべりにつきあわないとならない。
●1:客や旅行会社、が飛行機に乗っている時間を添乗員の休息時間だと思っていないから、いつでも要請があれば仕事モードにならなければならず、気を張って座っているから。
2:すべてのツアー客(他のツアー客も含む)・旅行会社・乗務員が添乗員の非労働時間として扱っておらず、乗客及び乗務員から常に添乗員として見られている。ツアーのお客に何かあると乗務員からもT/Cが呼ばれる。
●万が一、自分の担当するツアー客に何か起こった場合にすぐ対応できるようにしているから。
お客様からみて悪い印象を持たせないためにしていることとして、隣の席が空いていても横に寝るようなことはしない、後方座席にお客様が座った場合は座席の背もたれを倒さない、など。
●寝ていても、薬がほしいや、言葉が通じないのでお願いしてほしいなど、平気で起こされる。機内は自由に動き回れるのでお客様から離れている席でも仕事がある。
●十時間以上も狭いイスの上にいることが休憩と言えるのでしょうか?早く身体を伸ばしてベッドに横たわりたいと誰だって思うのではないでしょうか?お客様の席の近くではいつも見られていて、質問などもされます。無関係の乗客でも同じです。
気圧や乾燥の身体の負担も大きいです。
●眠っていても、起こしにきて用事を言いつけるかたもいます。席番号を伝えているので、逃げることもできません。
●完全に拘束されている時間であり、お風呂に入る事もできない。自由な時間など無く、狭い椅子に座って、リクライニングも出来ず、いつお客様に話しかけられるかも分らない。緊張状態が続いており、機内での対応が客室乗務員に任されてるとは言え、肝心なことは、必ず添乗員に相談するか、マル投げされる。これを休憩と呼ぶのなら、私たちの仕事は奴隷以下と思わざるを得ないし、実際そう感じてきた。
●お客様の希望があればいつでも対応するべきといわれてきたから。
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いかに添乗員のみなさんが飛行機の中においても緊張を強いられているかが分かります。そうである以上、「飛行機の中の時間」は、実態としてまぎれもなく労働時間です。