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11月20日、東部労組市進支部と(株)市進との第11回団体交渉が東京・本郷で行われました。会社側から市進ホールディングスの金野取締役会長以下4名が出席。組合からは東部労組本部役員と市進支部並木委員長はじめ8名が参加しました。
■並木委員長への「授業外し」-あいまいな会社の説明を追及
この間の団体交渉で組合が問題にしている市進支部並木委員長に対する不当な「授業外し」。会社は並木委員長の「能力」等を理由にし、授業外しを正当化しようとしています。これに対し、組合は根拠となるデータの開示と具体的な説明を会社に求めました。会社は当日の団体交渉で一定のデータを提示してきましたが、それを見ても並木委員長の能力にはなんら問題はありません。しかし会社は問題を認めず、あいまいな説明に終始しました。
■「残業代の不払いはない」相変わらずの会社の姿勢
「不払いはない」。単位時間未満の労働時間切り捨てによる残業代不払いについて、会社の姿勢は相変わらずでした。
■「不適当な人には退場願う」-会社の暴言!
組合は、市進ホールディングス下屋社長の「日刊ゲンダイ」インタビュー記事における発言を追及しました。
※下屋社長の発言
http://blog.goo.ne.jp/19681226_001/e/91709ee3b6a25a910290be90333db7d0
下屋社長はインタビューの中で「人を教える会社である以上、社員を大切にしたい」と述べています。また、同記事の見出しには「人を教える会社が社員を切ってはいけない」とあります。しかし市進が行っているのは組合員2名に対する不当な雇い止め解雇。まったく矛盾する行為です。
「社長がこう言っている以上、2名の組合員をただちに職場に戻すべきだ!」組合は怒りをもって追及しました。
しかし会社の回答は「社長の発言は現実と矛盾していない。『不適当な人には退場願う』というのが社長発言の前提だ」との趣旨でした。つまり、「人を教える会社が社員を切ってはいけない(ただし、不適当な人は除く)」ということなのでしょうか。なにが「不適当な人」なのでしょうか。不当にも職場を追われた2名は20年以上も勤務し、実績を残してきたではありませんか。会社の発言はまったくもって許せるものではありません。
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実績ある先生を授業から外しているが故に、競合会社と戦う体力が消耗していると考えられます。
実績ある先生は、会社の資産です。
ご支援頂ければと思います。
行方が他の熟業界の会社にも影響を与えると思う。長い
闘いになるかと思いますが、組合員の人たちには頑張ってもらいたい。