写真=裁判提訴時に東京メトロ本社前でストライキ行動を取るメトロコマース支部組合員(2014年5月1日)
裁判所に押しかけろ!決死の覚悟で座り込む非正規労働者とともに闘おう!
12/12~15 東部労組メトロコマース支部 裁判所前連続座り込み行動へ!
東京メトロ駅売店の非正規労働者らでつくる全国一般東京東部労組メトロコマース支部が正社員との賃金差別をなくすために起こした裁判は12月15日に東京地裁で結審する予定です。それに先がけて同支部は裁判所が非正規差別を許さない判決を出すことを求める連続座り込み行動を決行します。
座り込み行動(宣伝行動含む)と裁判の日時は以下の通りです。
■裁判所前宣伝行動:12月9日(金)昼12時~12時30分
■裁判所前座り込み行動:12月12日(月)~14日(水)8時30分~17時30分、12月15日(木)8時30分~昼12時
■裁判所前宣伝行動:12月15日(木)昼12時~12時30分
■第17回口頭弁論:12月15日(木)13時15分~@東京地裁7階709号法廷
■報告集会:裁判後に裁判所正門前にて報告集会を持ちます。
同支部は2014年5月1日に提訴してから2年半、いかに非正規労働者が同じ仕事と責任を負ってきたかを裁判で明らかにしてきました。駅売店を見てもらえれば一目瞭然です。非正規も正社員も同じ売店で、同じように飲料や雑誌を販売しています。会社側は「正社員には配置転換の可能性がある」などと違いを強調しますが、売店に従事している正社員には一部を除いて配置転換は行われていません。
また、裁判では非正規労働者がいかに低賃金・差別に苦しんでいるかを訴えてきました。例えば、原告のひとりである加納組合員が請求している3年間の賃金と、正社員の賃金との差を表した下のグラフを見てください。勤続年数などで同水準の正社員の賃金(退職金・賞与・諸手当含む)が1434万円であるのに対し、非正規の加納さんは685万円です。半分にも達していないのです。これは公序良俗に反する差別ではありませんか。
この裁判闘争は、原告4人だけの闘いではありません。2000万人の非正規労働者が同じような低賃金と差別にどれだけ涙を流してきたか。裁判所は、差別の追認ではなく、すべての非正規労働者の生活と権利を守る公正判決を断固として出すべきです。
すべての労働者のみなさん!寒風吹きすさぶ中、決死の覚悟で座り込むメトロコマース支部組合員をよってたかって支援しよう!裁判所に押しかけよう!
短時間でも良いので応援に来てください。労働組合の方々はぜひ組合旗をご持参ください。労働組合に入っていない方々も大歓迎です。「非正規差別を断ち切る正義の判決を出せ!」の声をともに上げましょう!