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10月末時点で相談数が6,000件超える
NPO法人労働相談センターの10月分相談統計がまとまりました。
10月に寄せられた相談の総数は711件で、4月の756件に続き、過去2番目の多さとなりました(上グラフ)。
また、10月末までの累計が6,255件となりました。すでに昨年1年間の相談総数5,943件をこの時点で上回っています。
10月末時点で6,000件を超えている現状、今年1年間の相談総数が7,000件を超えることは確実な状況です。
10月の相談統計の傾向としては、電話での相談がメール相談を大きく上回っており、相談の緊急性、逼迫性がうかがわれます。また、センター事務所に来所、面談での相談も前月より多くなっています。
相談の内容としては(下グラフ)、「いじめ関連」(「いじめ・いやがらせ」+「辞めたいのに辞めさせてくれない」+「セクハラ」)が28%と、前月に比べ増加しています。
また、「辞めたいのに辞めさせてくれない」相談自体も11.4%と、前月の7%を大きく上回っています。職場環境の荒廃が労働者をますます苦しめている状況がうかがえます。
これ以上苦しませない為にも、センターの存在を広げていきましょう!!
それが「社会貢献」ですよ。